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ブレイキング・バッドとは

アメリカamcで放送されたテレビドラマ、ブレイキング・バッドについて。

とても面白いドラマで、久々にハマった。流れる音楽がいいし、映像のつなぎが意外性に富んでるドラマはハマる。

日本ではhuluやU-NEXTで見れる。その辺を書いたJBPressの原稿はコチラを参照。

ブレイキング・バッドの日本語情報はあまりない。英語のウェブに公開された情報は大量にある。英語でもテキスト情報であれば、なんとなく読める人も多いだろう。しかし、動画で俳優や脚本家が話してる内容を得るのは難しいと思う。ここでは、ネットで公開されている動画で得られた情報を日本語で記録しておく。

■アメリカケーブルテレビ、コメディ・セントラルで放送されているトーク番組、コルベア・ネーション(コメディアンのスティーブン・コルベアが司会してる番組)に脚本家ヴィンス・ギリガンが出演。2013年9月30日放送。(番組ウェブサイトで配信されてる動画はコチラ。字幕付きで見れる)

第1回目の視聴者は100万人以下、裏番組はフットボールの試合中継があった。最終回は1,030万人が視聴した。

脚本家チームは6人。

ウォルトがしたことで一番ヒドいことは、ジェシーの彼女のジェーンが嘔吐物を喉に詰まらせて死にそうなときに助けないでそのまま死なせた、とジェシーに言ったところ。

ウォルトはスカイラーに最後I did it for meという。ウォルトはたくさんの嘘をつき続け、家族を崩壊させた。

シーズン5最終回のタイトルFelinaは、Marty RobbinsのEl Pasoという曲に出てくるFeleenaからとられた。YouTubeはコチラ。歌に出てくるカウボーイは、自分が殺されるとわかっていて、彼女が捕われた街に戻ってくる。ジョン・ウェイン主演の映画捜索者(Searchers)も、ナタリー・ウッドが演じたガールフレンドを探す。死んだガールフレンドを抱きかかえる。

その2つを参考にしながら、最後の物語を作った。ウォルトが最後戻ってくるのは、ジェシーを救うためではない。彼にとって、ロード・オブ・ザ・リングの言葉を借りれば、プレシャスを取り戻しに来る。彼にとってのプレシャスはブルーメスである。

最終回にかかる曲はバッド・フィンガーのBaby Blue

シーズン5最終回の情報はwikiにまとめられている。

Film Society of Lincoln Centerのブレイキング・バッド出演者インタビュー

ヴィンス・ギリガンはブレイキング・バッドの着想をニューヨーク・タイムズの記事から得た。ウォルトとジェシーは当初キャンピングカーでドラッグを作っているが、実際にニューヨークにキャンピングカーでドラッグを作って売る人たちがいたらしい。その記事を教えてくれた友達は、いま6人からなるブレイキング・バッドの脚本チームの1人となっている。

ウォルトの義弟でDEA(麻薬捜査官)のハンクを演じるディーン・ノリスは、アルファベット・アクターと呼ばれる。DEA、CIA、NCIS、FBIといった役柄ばかりを演じる俳優のこと。

主要人物で最後にキャスティングされたのは、ウォルトとスカイラーの息子ジュニアを演じたRJミッテ。

ヴィンス・ギリガンとウォルト役のブライアン・クランストンは、X-Fileの撮影時に知り合った。

ウォーキング・デッドのプロデューサーは3人。そのうち2人は女性である。

ニューヨークのバーでブレイキング・バッド最終回を視聴してる様子を収めた動画。

■ Entertainment WeeklyのYouTube動画

この役は自分の俳優人生でいちばんいい役だった。

これから長い俳優人生を、そのことを感じながら生きて欲しい。

■ New Mexico in Focus

New Mexico in Focusは、PBS(アメリカの公共放送)の番組。ニューメキシコ州やアメリカ南西部に焦点を当てた政治・経済・文化などを取り上げる1時間の番組。

その番組で、ニューメキシコ州アルバカーキで撮影されたブレイキング・バッドのブライアン・クランストンがインタビューされた。

エンターテイメント・ビジネスで成功するには、WORK HARDと運が必要だ。

X-Fileで役を得たとき、私はロケ場所の近くにいた。それも、幸運の一つといえる。もし、そのとき自分がその場所にいなかったら、このブレイキング・バッドの役も廻って来なかったと思う。

ブレイキング・バッドの初回台本を見て、色々なアイデアが自動で浮かぶいい台本だと思った。頭を剃ったらどうかとか、アイデアが浮かぶとメモして、ギリガンに提案した。ギリガンもそれはいいと言ってくれたり、お互いにアイデアを出し合ういい雰囲気が生まれた。

俳優という職業は、ウォルトのようなダークな部分を演じて、世間に発表する勇気をもつべきである。

若い頃は目立つのがイヤだった。しかし、大人になって、変わった性格の人というのは、人がカマってくれるものだと理解するようになった。

私の仕事はウォルトをジャッジすることではない。台本にあるウォルトをただ演じている。

人間は白と黒の二極で生きてるのではなく、灰色な領域で生きている。人を殺したあとに家に帰って赤ちゃんを抱き上げる。そんなことをできるのが人間だ。

俳優は自分の役に没頭できるが、監督は全ての役を把握しなければならない。

脚本がよく出来てるのが、芝居ではいちばん大切だ。展開、キャラクター設定など。

自分はもう充分資産がある。生活のために役を演じる必要はない。

昨年ABCで放送されたモダン・ファミリーやNBCのジ・オフィスで監督をしたのは、台本がとても優れていたから。

ブレイキング・バッドがこのタイミングで終わったのは、よかった。ギリガンがこれで終わりと考えた地点で終わるべきだ。ドラマは、物語が続く必要がなくなった時点で最終回にすべきである。

ニューメキシコの環境、メキシカン料理、ホット・ソース、好きだ。映画は2ヶ月で撮影が終わってしまう。ドラマの撮影でニューメキシコに来たのはよかった。毎日9時半に寝て、5時半に起き、休日は遊びに出掛けた。

1962年、5歳のとき、ドジャース・スタジアムに野球を見に行った。ブルックリンから来た年。

この広大な場所が好き。ロサンゼルスで生まれて、ニューヨークに5年住んだ。都市生活が長かった自分にとって、こういう何もない場所は好き。

■ amcの公式ブログにはアーロン・ポールなどのインタビューが掲載されている。これもオススメ。

ジェシー役(アーロン・ポール)

脚本:ヴィンス・ギリガン

ヤク中の売春婦Wendyのティーザーを作ってるときに、The AssociationのWindyがみんなの頭に浮かんでた。

■ブリトニー・スピアーズとブレイキング・バッドのマッシュアップ

ブルー・メス・ドーナツ

アルバカーキのRebel Donutで販売されてるブルー・メス・ドーナツ。

アメリカケーブルテレビCEOのパネル

アメリカケーブルテレビCEOのパネル

Q コンテンツをコントロールしなければならないという考えは強いと思うが。

Viacom : ケーブルテレビと地上波を合わせれば、現在は、過去最大にテレビは見られている。我々は広告にも新たな技術を取り入れ、ソーシャルな動きも番組に入れている。番組中にツイッターも放送している。こうしたサービスは消費者に価値あるものはなにか?で判断されるべきだ。

Q 消費者は、コンテンツを好きな場所で、Facebookのような自分がよくアクセスするサービスで見たいと思っている

Comcast : Facebookと競合しているのは明らかだ。インターネット配信が増えれば、流通が競合し、コンテンツが重要になってくる。

Time Warner : 番組制作費は高騰しているが、それ以外にもインターネットのツール開発もしなければならない。コンテンツを多様に配信、視聴者に届けなければならない。

Q タイムワーナーは、「TV Everywhere」を謳っているが、こうした動きにどう対応するのか

Time Warner : 現在はケーブルテレビ業界を前進させなければならない時期だ。この30年間、ケーブル業界は、一致団結し、設備投資をしてきた。タブレットやスマートフォンが使えるのは、こうした設備が整備されているからだ。こうしたインフラが整っているのは世界にも誇れる。

Q リビングのテレビで見る必要はない。ケーブルテレビはネットワーク網を整備してきたが、それが映像を見るためではなく、インターネットだけを利用するために使われる。昨日ニュースで、自分の子供が「パパ、ウチにはケーブルは必要ないよ」と言っているシーンを映していた。こうした動きは、脅威ですか?

Comcast : 我々は消費者のニーズ、ウォンツを満たすのが役割だ。タブレットで見たいニーズがあれば、それに対応する必要がある。VODサービスには8万5千タイトルを用意していて、先月は500万件の利用があった。視聴数は毎月伸びており前年より30%も伸びた。視聴者のこうした視聴行動の変化は、今までと違うカレンシーで、ニールセンとも新たな指標作成について話をしている。新たなエコシステムでは、開発や視聴者の反応などのスピードが早くなっている。

Q コンテンツホルダーとの放送権交渉はどんな感じなのか?

Comcast : 消費者は適正価格を払いたいものだ。

Q このままではケーブルテレビの取り付けにいったら、電話だけと言われることになりかなえない。

Cox : 我々もeプラットフォームを顧客に提供しており、成長している。3100万セッションも利用がある。また、モバイルブロードバンドも100万人以上が、モバイル機器で映像視聴している。マーケットが分散化するという見方には反対だ。消費者は、分散化を望んでいるのはなく、まとめて提供されるのを望んでいる。

Q Netflixは帯域を大量に使っている。そのNetflixがオリジナル・コンテンツを制作すると発表した。

Viacom : Netflixは、ストリーミング配信としていい事業だ。我々はどんな流通業者ともつきあう。我々は100%コンテンツにフォーカスしている。シンジケーションに価値を見いだしている。

Q Showtimeは、Netflixがオリジナル・コンテンツを制作すると発表したら、即自社作品をNetflixから引き上げた。

Time Warner : Netflixは、VODでマルチデバイスに配信しており、映像視聴行動を広げている。コンテンツをどうやって発見するのかという点も工夫している。いまや消費者は劇場のあとにケーブルテレビでという視聴する時期を待つことはない。月額10ドルのビジネスでどれくらい持つのだろうかはよく見なければならない。しかし、アップル、アマゾンなど我々はあらゆる機器に配信しなければならない。

Q ケーブルテレビ業界が恐れているのは、インターネットの映像配信サービスと競合し、顧客が解約してしまうことだろう(コード・カッティング)。その防止策はなにか考えているか?

Comcast : 我々は前四半期で50万件顧客を失った。マルチデバイスに配信したり、スカイプと提携したり。テレビにもっと機能を付けることで対処したい。

Time Warner Cable : 最良の戦略は、顧客、テクノロジー、市場をよく観察することだ。我々はテクノロジーを重視過ぎることがある。顧客が使いやすいようなサービスを開発するのも大切だ。

Q サブプライムショックで家を失う人が増えた。ケーブルテレビに脅威か?

Cox : たしかに発生直後は業績が滞った。しかし、昨年は25万件も家が増え、会員も78万件も増えた。ショックからはもう立ち直っている。ただ、人々の可処分所得は増えていない。そちらのほうが我々のビジネスに今後影響を受けるだろう。

Viacom : ケーブルテレビを解約するのは、チョイスがたくさんあるからだ。

Time Warner Cable : アメリカにはまだケーブルテレビ業界にとってまだ開拓余地がある。引越したり、独立した家庭にはケーブルテレビが必要だ。

Q 200万件、ESPNのiPadアプリがダウンロードされた。視聴者は、番組を「自分が見たい」ときに見たい。

Comcast : 50%はツール。25%はコンテンツだ。ケーブルテレビ局は、テクノロジーと配信プラットフォームの広がりに、フレキシブルに対応しなければならない。

Time Warner Cable : don’t be afraid kids

Q HDはすごい技術革新だが、タブレット機器で映像を見たいというにーずkのほうが大きいのではないか?

Time Warner : ケーブルテレビは自分たちのビジネスモデルを守ることが重要ではないか。

Viacom : インターネットで見つけた才能を起用したコンテンツは、実際たくさんあり放送している。多様なプラットフォームにあったコンテンツをたくさん開発するために、我々には、もっと才能が必要だ。

Comcast : NetflixやYoutubeなどたくさん配信プラットフォームが生まれ、そのどれにもコンテンツが必要だ。今や、コンテンツはExperienceになっている。インタラクティブ性やソーシャル性を含んだコンテンツが多くなっている。そして、そうしたコンテンツを配信するプラットフォームが、さらにコンテンツ市場を活性化させるドライバーになっている。

Q テクノロジーの重要性について?

Time Warner Cable : テクノロジーを理解できる人は少ない。簡単に扱えるインタフェースの開発がキーとなる。

Time Warner : テクノロジーが重要なのは理解している。しかし、別な角度の視点も大事だ。たとえば、アップルは、テクノロジーも素晴らしいが、彼らがフォーカスしたのは、デザインだ。顧客がMacを使うときに感じるExperienceを最大に心地良いように研究している。我々がアップルから学ばねばならないのは、Human Interactive Experienceの最適化だ。我々にはコンテンツはある。そのコンテンツを体験してもらうときのインタフェースを最高のものにしなければならない。リビングルームにはたくさんのデバイスが溢れている。そのなかで、ケーブルテレビを見るという体験がベストであるように研究する必要がある。インタフェースがキーだ。

Q どんな人材が必要か?

Comcast : ソフトエンジニアがいちばん必要だ。

Comcast : チャンネル編成とVODを混在させて顧客に提供していくのが、この時代のビジネスのやり方だ。

Q もし可能なら買収したい企業を1つ

Time Warner : PBSだ。
News Corp. : ESPN。
Viacom : FOX Business News。
Cox : History Channelだ。

2011年6月14日(火) Cable Show, Chicago
Jeffrey Bewkes Time Warner, Inc.
Glenn Britt
Time Warner Cable
Chase Carey
News Corporation
Philippe Dauman
Viacom, Inc.
Patrick Esser
Cox Communications
Neil Smit
Comcast Cable Communications 

ケーブルチャンネルのインターネット配信とスマートテレビの考え方

Samsung QWERTY keyboard Remote

HBO: アプリなどインターネット展開は、我々のコンテンツ力を強化する。今までで最大の投資をコンテンツにしている。

ESPN: Sports Centerアプリは、視聴者の滞在時間が増え、他のコンテンツの消費も増える。ESPNにとっての良いファンになってくれる。メディアの消費時間な、ゼロサムゲームではなく、まだ消費時間は増え続けている。5年前、アメリカ人は1日平均8時間30分メディアを消費していた。今日、11時間30分に増えている。多様なサービスを視聴者に提供することは、コンテンツのパワーを増す。イノベーションがコンテンツにも必要だ。ESPNのミッッションは、スポーツファンのニーズを満たすこと。

ESPN: アプリは、視聴者に番組に参加する機会を与えている。スポーツ中継は、ラジオがメインだった頃からソーシャル・コンテンツだった。我々は、番組にMark CubanやLeBron Jamesのツイートを取り込む試みをしている。それが、視聴者、アスリートがこの瞬間なにを考えているのかということを集約する表現となっている。

HBO: HBO GOは、6,000時間分のコンテンツを提供している。全てのドラマの全ての回が見られる。加入者はHBO GOを見るのに追加料金は不要だ。ケーブルオペレータにも会員にも無料のサービスだ。今回の意思決定で一番重要な点は、DVDビジネスと競合するにも関わらず、全てのコンテンツをHBO GOで視聴可能にしたという点だ。HBO GOのほうが、コンテンツの付加価値が増すと考えたからだ。2011年4月にアプリを公開してから、2ヶ月で270万回ダウンロードされた。これは、ユーザーが、自分の好きなコンテンツを好きなときに、好きな機器で見たいというニーズを持っていたということだろう。現在のビジネス環境で、企業としていちばん重要な能力はコンテンツ制作力だ。地上波ネットワークのコンテンツ制作力とテクノロジー・プラットフォームのマッチングは現在いちばん強力なタッグになるのではないか。なかでも、ゲームコンテンツ的な双方向性はこれからの表現として可能性がある。HBO GOでは、キャラクターの説明画面を表示することができる。我々は新しい表現方法に挑戦し続けなければならない。なぜなら、消費者はセカンド・スクリーン体験を求めている。それは、テレビをもう1台欲しいという意味ではなく、もっと融合的なものだ。(参考: HBO GOのまとめ)

Powell: テレビの発展について

Samsung: プロセッサの発展が、機器のスマート化を促進した。次の発展は、テレビ、タブレット、パソコン、ケータイ機器間の連携をシームレスに進めることだろう。それには、クラウド的なサービスが必要だ。消費者は、自分の持っている機器からコンテンツに自由にアクセスしたい。サムスンのスマートテレビはいま4世代めだ。2008年に発売された最初のスマートテレビは、テキストが画面に流れるだけだった。我々が驚いたのは、ユーザーの30%が郵便番号を入れて天気予報を自分のエリアにカスタマイズしたことだ。そうしたユーザーの反応が、スマートテレビの可能性を広げてくれた。

ESPN: 我々はサムスンと提携して、’Sports Center’アプリを開発した。

Samsung: スマートテレビのアプリは、スマートフォンアプリをそのまま移管しても上手くいなかない。消費者が求めるのは、スマートテレビ用にデザインされた視聴体験を豊かにするアプリだ。我々は新たなアイデアをユーザーから学び、コンテンツ・パートナーから学び、それをスマートテレビに取り込んでいきたいと考えている。

HBO: HBO GOのいいところは、何回でも繰り返し見られることだ。

Powell: ウィジェットが表示されるテレビを家電メーカーが販売している。テレビにインターネットが接続されるのを、ケーブルテレビにとって脅威だとよく言われているが。

Samsung: 我々にとって必要なのは、消費者が何を望んでいるかを把握し、それに応えることだ。我々は年間4,000万台のテレビ、2億台のケータイを販売している。それが我々のビジネス。我々はパイプ(流通)でもない、コンテンツ制作ビジネスでもない。我々のビジネスは、消費者が望むことを実現すること。いま、消費者は、新しい方法でコンテンツを楽しむことを望んでいる。消費者は自分でコンテンツをコントロールし、検索・発見したいと思っている。我々はそれを実現して届けなければならない。機器へのアクセスの仕方も変化している。今回、見慣れたテレビリモコンの裏にQWRTYキーボードを付けたリモコンを発表した。これで、ナビゲート、ゲーム、インターネットアクセスが簡単になる。

2011年6月16日 9:00-
シカゴ、Cable Show

Michael Powell, Chairman, NCTA
Tim Baxter, Samsung Electronics America
Sean Bratches, ESPN
Eric Kessler, HBO 

AOL ティム・アームストロングCEO対談 Media Summit New York 2011

Q AOLに移籍したきっかけは?

Armstrong 私はデジタルビジネスの可能性を信じている。タイムワーナーのビュークスCEOにAOLについて何をすべきか?と問われ、ブランドが重要だと答えた。当時、グーグルはタイムワーナーのパートナーだった。AOLは多くのブランドポートフォリオがあり、そこに投資すべきではないかと考えていた。ブランドはシリコンバレーが持っていないものだ。また、広告ビジネスの変化も、AOLにとってチャンスだと考えた。ブランド広告の手法が変化していた。

Q AOLは5000万のページビューがあり、売上の40%はダイヤルアップビジネスがあげており、キャッシュが潤沢だ。そのキャッシュを使って企業を買収する戦略なのか?

Armstrong AOLはこの10年間、大量にキャッシュを使い買収した。しかし、キャッシュを使っても成功に結びつくとは限らない。私は、メディアビジネスから会社を再生しようと考えており、AOLの資産を売却して資金調達する。コンテンツで収益をあげる態勢にしたい。

Q インド市場のオペレーションを変えるという発表をしたが。

Armstrong インドをR&D拠点として考えるのではなく、マーケットとして考えるということだ。900人をレイオフする。そのうち300人はアウトソーシング先に移籍する。また、ハフィントンポストを買収した。さらに、AOLのコアブランドを40に絞り込んだ。AOLは400個URLを持っていて資産が分散していたので、絞り込み作業を続けた。

Q ハフィントンポストを3億5000万ドルで買収した。理由を

Armstrong AOLは400人のコンテンツエンジニアと編集部員がいて、外見はインターネット企業だが、内実はトラディショナルメディア企業だった。ネット企業は、少人数で運営されるべきだ。ハフィントンポストを買収し、アリアナ・ハフィントン氏を編集長に向けることで、ネットメディア的なオペレーションが可能になる。我々の株主の70%は長期投資株主で、彼らとこの2週間対話してきたが、私の戦略を理解してもらってる。

Q アリアナはどう?ニューヨークにやってきた?

Armstrong 先日2時間話した。女性向け、ローカル記事について。ジャーナリズムについてなどを話している。アリアナは、コンテンツに関して第六感が働く。私が会った人のなかで、いちばん働く人の一人だ。

Q ハフィントンポスト以外の全てのコンテンツの責任者になるのか?

Armstrong AOLは3つの部門で成り立っている。ひとつめはハフィントンポストグループで、コンテンツプロパティだ。2番目が、広告などのB2Bビジネス。あまり知られてないが、AOLはグーグルに次ぐ2番目の広告メディア、アドネットワークビジネスの企業だ。パブリッシャーとしてセールスチームもいる。3番目が、コマース&アプリ部門。コマースはまだ売上がゼロだが、成長力はあると思う。また、AOLのユーガットメールもまだ3000万人が使っている。

Q 女性向けという事を強調しているが、AOLを女性向けにリブランディングするのか?

Armstrong 女性は重要なセグメントだ。米国の消費の80%は女性関連だと言われている。女性は、ローカル、教育などにとても影響力がある。ついこの前も講演会で、同じ質問をされた。近いうちに最も影響力のある人は、影響力のある女性というようにタイトルが変わるのではないか。

Q プレミアムコンテンツはどんなもの?

Armstrong Marlo Thomasと組んだのは彼女がまずビジネス的に収益のあがるコンテンツだからだ。2番目に彼女のキュレーション能力だ。彼女は人々から信用されていてブランド力がある。3番目は、検索上位に来るコンテンツということだ。彼女はブーマーズの資産相談などのブランド力がある。

Q ハイレベルのコンテンツ制作はどんな戦略か?Demand Mediaモデル?コンテンツファームモデル?ロークオリティでハイボリュームなものはフェアと感じる?

Armstrong コンテンツファームのプラットフォームをツールと考えるとアンフェアに感じる。我々のプラットフォームは社会的に意義のあるコンテンツを作り出している。たとえば、テッククランチのクランチベースは、ベンチャー企業のデータベースだ。高賃金のエディターが作り、VCからも支持を得ている。コンテンツファームが大量にコンテンツ配信をするので、グーグルが検索のアルゴリズムを変え、彼らのページを検索結果に表示しなくした。ただ物議を醸すかもしれないが、テクノロジーはジャーナリズムに必要だと思う。テクノロジーによって読者がハッピーになる。AOLは昨年3100人のジャーナリストを雇った。

Q ニュースはページビューやクリック率をあげるか?

Armstrong そうは思わない。しかし、ジャーナリズムは世界のニュースを知らしめる役割がある。朝起きていきなりリビアと検索する人はいない。しかしジャーナリズムが世界の重要なニュースを教えてくれる。宗教関連の情報はどこも扱いが減っている。しかし、世界で起こる出来事の大半は宗教が原因だ。宗教記事では広告は売れないかもしれないが、こうしたコンテンツも必要だと思う。

Q ハフィントンポストは無料で記事を集めていると非難されている。

Armstrong このモデルは持続性もありフェアだと考えている。ハフィントンポストは、記事毎に支払いはしていないが、ジャーナリストには支払いをしている。ジャーナリストをたくさん雇っている。いま、多くのジャーナリストから、今朝ニュースショーに出ますと言ったメールがたくさん来る。20代の頃ESPNで働いていたが、映像をネットワーク局に無料で貸していた。プロモーションのためだ。先日MITの教授が現在の米国政府の財政状況についての優れた記事を書いていた。この記事をハフィントンポストで扱うのは人々に知らせるという点でとてもいいことだと思う。

Q ダイヤルアップビジネスについて

Armstrong 1100万人がまだダイヤルアップを利用している。全収入の25-29%がダイヤルアップ収入だ。

Q AOLの再建について。

Armstrong 会議の内容をブログで書くなということを徹底した。11月は深夜ミーティングなど毎日遅くまでミーティングをした。

Q あなたがCEO就任してから、管理職は何%辞めたか?

Armstrong 前の管理職の90%は辞めてもらった。

Q それはタイムワーナーからの分離が原因?それともあなたの経営方針?

Armstrong 3000万ドルのエグゼクティブリテンションボーナスがあった。経営層は業績が悪くても自分の収入はよかった。一時は誰かに退職を告げなければならない日々が続いた。もちろん辛かったが、そのためにこの職を受けたのだと言い聞かせた。

Q 人員カット後の職場のモチベーションは?

Armstrong 結局人間関係を構築するしかない。

Q 成長戦略について

Armstrong 記事のなかに広告が1つだけだとクリック率が2倍になる。昨年はAOLは1つの記事に14個も広告を付けていた。いまは、コンテンツや広告枠もすっきりさせ、売上も伸びている。TOP100ブランド各社とミーティングしており、クライアントも満足していると思う。

Q ハイパーローカルについて。AOLは2009年Patch.comを買収した。

Armstrong Patchはローカル情報を全てオンライン化するというミッションを持っている。900人のジャーナリストがいて793都市の情報を載せている。なにかの申込に市役所に行こうとしてそれが中止になっていたり、そういう情報はなかなか役所の発信能力によって掴みにくいこともある。Patchはタウンミーティングなどローカルコミュニティの情報を載せている。Patchが1000万ユーザーを獲得したら3億ドルの投資も意味がある。

Q ローカル、ジャーナリズムへの影響は?

Armstrong 9000人のブロガーを抱えている。もっとその人数を増やしたい。20人のエンジニアで運営している。Patchは、地方紙の4%のコストで400%の情報を扱っている。ローカルメディアを立ち上げる企業は多いが、運営コストが高すぎる。我々は年100万ドル投資をしているが、運営コストは抑えている。それが成功の秘訣だ。広告はナショナルクライアントには売らない。トヨタなどもいるが。

2011年3月10日 9時 Media Summit New York

Tim Armstrong, CEO,  AOL
Eric Poole、Businessweek

マスメディアはソーシャルにどう取り組んだらよいか – NAB 2011 –

Social House, Las Vegas

CBSがClickerを1億ドルで買収した。グーグルは、ネクスト・ニュー・ネットワークスを買収、コンテンツ制作に乗り出す。ユーチューブの位置づけがグーグルのなかで変わってきている。ワーナーブラザーススタジオがフェイスブックで映画の配信を始めた。映画とソーシャルメディアという観点から面白い動きだ。ユーザーとのエンゲージメントをソーシャルでどう構築できるか?

TV Guide Digital : TVguide.comは、2,200万ユニークユーザーがいて、iPhone、iPadには350万ユーザーがいる。ネットではテレビ番組、情報を配信している。ソーシャルが情報拡散のエンジンになっている。

Qlipso : コンテンツをフォーマットに関係なく配信できるサービスを提供している。

Yahoo! : テレビがインタラクティブ性を持ってきている。ゲーム、ツイッター、オンデマンド、パンドラ、あらゆる機能がテレビに流れ込んでいる。LG、サムスン、東芝などがたくさんネットTV、スマートTVを出している。

thisMoment 前職では、ケーブルテレビ向けのソーシャルコミュニティ構築をしていた。いまは、ワーナーズラザースのフェイスブック配信、ユーチューブ配信の運営を請け負っている。

Q ソーシャルメディアのいいところは?

TV Guide Digital : いまは、エンターテイメントファンにとってとてもいい時期だ。デバイス、場所にこだわらず好きな作品を楽しめる。ソーシャルテレビはいまバズワードになっている。私はテレビ昔も今もソーシャルだと思う。コミュニケーションを構築するのがテクノロジーによってとても早く、簡単にできることが新しい。しかし、このテクノロジーがメディアにとっての価値向上の切り札ではなく、やはりコンテンツを見てもらうことが今でも重要である。コンテンツのソーシャル・インテグレーションがキーであろう。

Yahoo! : テクノロジー企業は、ユーザーにコミュニケーションツールを提供し、メディアの価値があがるような仕組みを考えるのが仕事だ。見たいと思ったときに適切な番組を届ける仕組み、パーソナル化されたテレビなど。ソーシャル・スクリーンなどのインタクラクティブ性も大事だ。映画をただネット上に置いてもなにも起こらないので、それを如何に拡散させるか、そのための仕組みを重要でないか。

Q テレビとソーシャルの事例

Qlipso : テレビとネットのシームレスな視聴体験がないとダメ。テレビとネットでは技術が違いすぎるので、誰かがその間をブリッジのように結ぶ必要がある。自分がいちばんのユーザーだと思って開発している。

Q リーン・バックとリーン・フォワードの違い

Yahoo! : 4人子供がいる。プレイステーション、iPadなど全てある。彼らは何をするにも集中することはない。テレビ番組見ながらパソコンいじっているのは普通で、ゲームも次々と違うゲームに切り替える。スイッチングすることが楽しいようだ。ゲームとテレビなど、なにかに相関性があるとは思えない。

thisMoment : デモグラフィーによって違うのでないか。若者層は、タブレット、iPhone、パソコンなどたくさんの機器に囲まれ、それをスイッチするの傾向がある。映画お次は音楽などコンテンツも頻繁にチェンジする。年長者は、よりシンプルなメディア体験を好む。しかし、彼らも同じメディアに長時間とどまることはない。デバイスは少ないが、常にスイッチイングする。

TV Guide Digital : 2人娘がいる。彼女たちが色々見るのは、親がお金を払っているからだ。彼女たちは、私がタイムワーナーケーブルの料金をいくら負担しているのを全く意識していない。

Q ブランドはどうCGMを活用すべきか?

thisMoment : ブランドもメディアもこの社会環境に合わせるように自らを変えなければならない。ブランドは、今までメディアを通じてユーザーに対し価値を生み出そうとしてきた。ツイッターやフェイスブック上でもブランド価値を作る必要がある。ユーチューブがパートナーチャンネルを始めたとき、ユーチューブで画像配信を始めたブランド企業がいる。最初、ユーチューブは映像なのになぜ?と誰もが思っていた。しかし、製造過程などの写真はユーザーか人気が出た。テレビドラマもBehind the Sceneは人気がある。ソーシャルメディアを活用すれば、メディアは自分の資産を再活用できる。

Yahoo! : CGMのサイトを利用すれば、視聴者への価値提供にもなり、ブランドにとってもグローバルに映像を配信できる。ヤフーは日本で最大のサイトになっている。メディア、ブランドのゴールはユーザーの支持だろう。タイ、ブラジル、インドなど新興国からアクセスが増えれば、ビジネスが可能になる。広告収益はバカにならない。

Qlipso : メディアビジネスは、広告、サブスクリプション、オンデマンドなどの種類があり、そこにシオグラフィーが加わる。ツイッターでの会話をいかにマネタイズできるか?テレビ局に取って課題だ。

thisMoment : ツイッター、フェイスブックやブランドに如何に収益、価値をもたらすか?コンテンツがeコマースなどでテレビ局に収益をもたらしたのと同じ貢献ができるのだろうか。

Qlipso : コンテンツの所有権がどう変わるか。コンテンツがデバイスを移動する。テレビ番組を購買するとき、ユーザーはどこからでもアクセスしたがるだろう。

TV Guide Digital : エコシステム、テレビ局、ケーブルテレビ、デバイスメーカーの保てるか?我々はエンターテイメント環境をシンプルに提供することに注力している。CBSが、CBSツイートウィークをした。プロデューサー、俳優、脚本家などがツイートするお祭りで、ソーシャルとの関わりを強めたイベントではないか。

2011年4月13日水曜 4時30分 NAB Show 2011 ラスベガス

Social Media 2.0 – Understanding & Engaging Your Community

Warren Lee, Canaan Partners
Vince Broady, thisMoment
Jon Goldman, Qlipso/Veoh
Russ Schafer, Yahoo! Inc.
Christy Tanner, TV Guide Digital

Glee、Mad Men、Spartacusのプロデューサーが語るテレビとソーシャル NAB2011

YouTube Content Partner

Mad Men シナリオは8年も机に放置されていた。タバコを吸うシーンがあり、海外市場では売れないと言われた。

Spartacus ちょうどオリジナル番組を作ろうとしていた。色々なタイプの番組を作り、何が成功するのかテストをした。シムシティ、300のほか、今までと違ったテクノロジー色満載の番組など。そこに、ちょうどいい企画をプロデューサーが持ってきた。オリジナル制作には2-3年早かったかもしれないが、思い切って制作開始した。

Q テレビ番組は何を持って成功と判断されるのか?

Mad Men スタジオ側の視点から言えば、儲かるかどうかが第1の判断基準だ。我々ネットワーク局もその一部だ。最終的な目標は、コンテンツで儲けることで、そのためのテレビ局の役割はバズを作りだすことだ。我々の望みは、クロスプラットフォームの成功ではなく、コンテンツの成功だ。

Glee 我々にとってオーディエンスがビジネスの鍵だ。オーディエンスとのコネクティビティが面白い。パイロット版を新シーズンが始まる9月ではなく5月に放送した。音楽、映像などをソーシャルに広まる動きは楽しい。我々にとって新しい経験だ。新シーズンが始まる9月まで、我々のショウを覚えてくれるというメリットもある。

Spartacus 抽象的な目標はない。プレミアムチャンネルなので、視聴率などはあまり関係ない。しかし、それぞれ各指標で高いレベルを目指している。複数の指標で効果測定をしている。

Mad Men  どれが一番重要かは言えないと思う。それぞれが関係性を持って、全体の成功が成し遂げられる。

Q マルチプラットフォームで海外市場、DVDなどの他に成功へのキーポイントと考えている点はあるか?今日変化した点はあるか?

MadMen – スタジオ視点では、海外市場で成功できるか、次に国内市場で、という順番に考えている。私の基準は、5個あるうちの3つが成功レベルではあればOK。もし、1つか2つならその企画はパスする。財務状況がそんなにたくさん制作することを許さない。国内市場だけでヒットすると予想される作品は、他から投資を募ることもある。我々はハードルの高いパートナーと認められるようにしている。

Spartacus – 制作費があがっているので、市場拡大がポイント海外市場でパートナーを見つけられる企画かDVD市場は大丈夫かなどコンテンツを旅行に出す感じ。また、他の作品とのカニバライズが無いかも検討する。

Q 成功の化学反応

MadMen クリエイティブが成功の源だ。「アメリカン・アイドル」は音楽でも成功したが、我々は音楽ビジネスに参入する気はない。音楽セレクションが番組成功のキーポイントだった。テレビほどたくさんの視聴者を集めるメディアはなく、テレビのパワーはまだある。とくに番組開始時、経済的にも不況が続き、世の中が暗かった。番組をそれを反映していた。他の番組へのリアクションとして制作した。

Q いま企画中でまだ実施できていないものはありますか?

Mad Men ライブなどに行きたいが、資金的に無理だ。23エピソードを作らなければならない。

Spartacus 「Glee」を成功モデルとして真似したい。

Mad Men 成功のコピーが成功のカギだ。質を保つことが大切。チームワークが大事。23エピソード全てが成功しないとダメ。3エピソードを1回で撮影してしまう。途中で、撮影監督を変えたりもしなくてはならないが、チームの士気が

Q Netflixは敵?

Spartacus Netflixは3年前からStarzを配信しており、元々パートナーだ。アグリゲータが、コンテンツ制作に乗り出すのは自然の流れだろう。

Mad Men 新たなウィンドウを創り出すのは好ましいが、ネットワークテレビのようなビッグビジネスは難しい。

Spartacus 我々の課題は流通だ。これから新たなコンテンツ流通が成長する違う時代になる。その分野に通信事業者も参入している。

Mad Men 録画させずに、シンジケーションを組みコンテンツを配信し儲けていた

Q Netflixは競合になるか?

Spartacus - 時間がかかると思う。Starzの95%のコンテンツはスタジオ制作。我々もコンテンツに投資している。アグリゲータのコンテンツ進出は論理的な戦略、進化だ。

Q 今の状況を知りながら、5年前に時間を遡っても提携を結ぶか

Spartacus 提携契約を結ぶと思う。

Q そのとき戦略が、変わることはある?

Spartacus - インターネット配信権も持っていた。
– リアルネットワークス。自前でも配信した。ダウンロード
– Starzのコンテンツは全て見られた。
– ネットフリックスは、レベニューストリームの重要なチェーンだ。

Glee - 多くのドラマがケーブルチャンネルから出てきている。
– HBOなど。USA、TNT、、
– ブロードキャストプラットフォームは、
– ベーシックケーブルは、ブランド力を磨いている。
– 長期視聴。ライフタイム
– ストリーミング

Q プラットフォームは関心あるビジネス分野?

Glee - 関心はあるが、コンテンツ制作が第1だ。

Q 放送するコンテンツは、映画とドラマどちらがよいか?

Spartacus - ミックスされてるのがよい

Q 今までと違う形態の番組がでてくる?

Spartacus - MADMENなどはいいショウではないか

MadMen - 30分のコメディを月曜に放送するというルールはこれからはどうか。
– インターネットで有名になり、ブランド価値をあげた作品が流通するようになるだろう。

Q リアリティショウの行く末は?

Spartacus 我々はまだパイレーツだ。

Q プロモーションが大変な社会になっている

Glee - プロモーションコストが高騰している。

Q ウェブは、テレビ局にとってどんな存在か。プロモーションだけ。それともなにか収益を生み出すプラットフォームか?

MadMen ウェブでファンが色々な反応を示してくれるのが我々にとって新しい体験だし、学ぶところも多いにある。ネットのクチコミで、ファンコミュニティがオーガニック成長している。我々のコンテンツを使って、ファンが自己表現しているのが、私にとっていちばん面白い現象だ。

Glee デジタルメディアが出現したとき、色々な人が映像を作って発表したが、まだ映像クリエイティブがうまく表現できるほどでは無かった。結局、技術ではなく中身が勝負だった。テクノロジーで、多くの映像クリエイターが生まれることを願っているが、それがいいコンテンツを生み出すことに直接つながっているとは思えない。

Q デジタルプラットフォームの出現が、日々のデイリーワークにどんな影響を与えているか?

Spartacus コンテンツ制作が我々の仕事なので、それほど直接的な影響はない

Glee 10年前、我々が関心あったのはケーブルテレビだけだった。それは、ビジネスの大きさ的にケーブル以外は無関心でいられたからだ。いまは、すっかし様相が変わってしまった。競争が激しくなっている。映画スタジオにとって、テレビ放送はあまり関心が無かったが、

Mad Men 25ヶ月前、誰も我々がやっていることをしてなかった。テレビは制作技術も、未だにレガシーな部分が多いと思っている。カメラ、スタッフなど大掛かりなチーム、機材で動く。もっと、小さなチームでも同じものは作れる。

Q 縮小するテレビビジネスを修正するなにかアイデアは?

Glee 車業界はテレビ業界と似ていると思っている。レガシーモデルがそのまま残り、誰もが誰かがイノベーションを興すだろうと期待している。番組作りは、お金が掛かりすぎている。私は、もっと安く番組を作れる。番組の流通業者がいちばん儲けている。その分の投資を制作費として貰えれば、もっと番組が作れる。

MadMen 番組作りは車産業と一緒。不況になったら、経理処理で益出ししたり。そういった管理業務が多くなっている。テレビは、リスクの少ないビジネスだった。

Spartacus 何をもって成功とするか。テレビは、たくさんの視聴者がいてこそ。ケーブルチャンネルは、ニッチマーケットも狙える。Starzは、多様な収益モデルを構築しており、番組のマーケットサイズによって組合わせが可能だ。番組予算を縮小したり拡大も柔軟にできる。Starzは新しいテレビ局でレガシーがない。

2011年4月13日水曜日14時30分 NAB Show 2011 ラスベガス

Lacey Rose, The Hollywood Reporter
Kevin Beggs, Lionsgate Entertainment、MADMENのプロデューサー
Dante Di Loreto, President, Ryan Murphy Productions, FOX、 Gleeのプロデューサー
Stephan Shelanski, Starz Entertainment、Spartacusのプロデューサー

コネクテッドTVに対するハリウッドスタジオの反応

Sakura

■ コネクテッドTVについて

– コネクテッドTVは、破壊的イノベーションだ。ゲーム、映像を融合するプラットフォームでビジネスモデルが成立すると脅威だ。(Disney)
– 広告をして、それが広まるのに昔はインフルエンサーがいた。(Warner)
– 昔も今も、テレビドラマを見て誰かと話をするのは同じだ。昔は、リビングルームだけでやっていたが、いまはバーチャル世界で行われている。ツイッターやフェイスブックでシェアをしたり、FOX.comで番組を見れば、そこですぐコメントをシェアできる。なにかのインフルエンサーには誰もがなれる時代だ。(Disney)

■ 短尺コンテンツの戦略

– 短尺コンテンツにも力を入れているが、その戦略について常に考えている。今までと違ったアプローチが必要なのはわかっている。大手ブランド企業もコンテンツを作れるし、またそういった企業とエンターテイメントをどう結び付けるかを考えている。(Disney)
– コネクテッドTVが広まれば、ケーブルテレビに加入していなくても、検索すると自分が見たい番組が表示される。もし、ESPNなどコンテンツホルダーが新たな流通プラットフォームに配信を始めたら、ユーザーはケーブルテレビに入る理由がなくなる。(Sony)
– コンテンツを見る人を、視聴率で測定しビジネスにするか、同じ人数が有料ダウンロードしたときの売上を重要視するか、どちらを取るかは経営判断だ。(Warner)

■ HuluのグーグルTVへの提供について

– 我々はHuluの提供をグーグルTVにしてない。しかし、有料サブスクリプションモデルのHulu+ならば話は別だ。Hulu+のビジネスモデルならば、ネット接続デバイスにも新たなウィンドウとして契約できる。(Disney)
– コンテンツがコモディティ化しないように、マーケットプレイスの状況を見ながら提供しなければならない(Disney)
– 海賊版は、絶滅させるのでは無理で、いかに海賊版を管理していくかを考えるほうが得策だ。(Warner)
– 検索の時代といっても、我々のコンテンツを検索させるためのブランド構築の重要性は低下していない。(Sony)

パネラー
Bob Chapek, President, Distribution , The Walt Disney Studios
Thomas Gewecke, President, Digital Distribution, Warner Bros
Jordan Hoffner, President-Digital Media, Electus
Steve Nickerson, President-Home Entertainment, Summit Entertainment
Mitch Singer, President of the Digital Entertainment Content Ecosystem; CTO, Sony Pictures

CES 2011 2011年1月6日 13時20分 ラスベガスにて

プロダクションとテレビ局の関係 (ad:tech tokyo2010 keynote)

大崎 河原者、男はやくざ、女は売春婦、芸人は芸に生きる。そんな原点を持った我々が、テレビとくっついて、市民権を得た。テレビは、大衆のもの。最近はテレビのパワーが無くなった。笑い、そのものを追求している。新しい仕事場として、沖縄映画祭を始めた。映画祭の期間中、笑いの質が変わった。心がつながり、一体間の産物としての笑いになった。今までの笑いは、警察と泥棒、医者と患者など、対立、カウンターの笑いだった。それが、沖縄でシェアの笑いに変わった。
笑いをキーに、助け合う、声をかけあう、つながるコミュニケーションのインフラを作る
 芸人にとってルールが変わって、アプリで笑わせたり、場が広がることはいいこと?
大崎 若い芸人はネットとテレビを結びつけるのにどうしたらいいか工夫している。
 メディアが増えると活躍の舞台が増える。
大崎 自分の名前がついたテレビ番組が持てることが成功の物差しだったりしたけれど、いまではいろいろな舞台がある。テレビでなくなっても、芸のある芸人はいるし、テレビにはまだ出れなくても、実力のある若手はいる。
大多 昔はネットへの印象は悪かった。ニコニコ動画の社長が、もうテレビは見ないってことを言って、テレビの人が何も言えないで終わってしまうようなのもあったりして、テレビ局はレガシーメディアというイメージが強い。テレビ局の内部は、ネットは敵だみたいな雰囲気は全くない。テレビ局として、強いコンテンツを生み出すことに特化せざるを得ない。それには、プロデューサー、ディレクターの育成が重要。人材が大切。テレビとインターネットを組み合わせて、いまのところ大成功はない。自分の同期が、「テレビ局がコンテンツだけを作っていたら、俺たちプラットフォームの奴隷になってしまう」と言っていた。Strong Content is Kingだ。
月9の影響力は無くなったのか。ソーシャルメディアで宣伝もしている。めちゃイケでレギュラー募集しているが、どんどん人が集まっている。
 Emotion is Kingだと思っている。Facebook、ツイッターなどプラットフォームはクリエイティブなのか疑問だ。クライアントに依頼されて作るパッケージってアートなのか?
大多 結論は無い。岸さんと東京リトル・ラブという作品を湾岸スタジオに来て作ったけど、これはデジタルのクリエイターが初めてテレビの現場に来て撮った作品だ。違った種類のクリエイターが融合して、何かを作る。そういう筋力トレーニングが必要。
 メディアは頭でっかちになってないか。芸人はチャンスがあればどこにでも出て芸を披露する。
大崎 コミュニケーション戦略の要の代理店がテレビ局よりコンテンツ寄りに動いてくれたらなぁとは思う。つながるコミュニケーションの社会インフラを国や自治体がやるんではなくて、民の力で作り上げたらなぁと思う
大多 クリエイティブの現場では、ドラマ作ってる人がゲームを作っても上手くいかない。逆もしかり。まだ、餅は餅屋の段階だ。
 ゲームにはクレジットがない。
大多 クレジット・シンドロームというのがあって、映画のエンドロールに名前が載ってると嬉しい人もいる。。
 ウェブは作品ではない。アプリになって変わるのでは。ウェブサイトにはクリエイティブの名前が無い。
大崎 果物だった生産者の人の写真が付いている時代だ。雑誌、新聞だってジャパン・クールだ。どんどん輸出していったらいい。
 カンヌで審査員をした。リドリー・スコットが映画や本にとらわれない作品を発表していた。
大多 どんな形になるかは今は見えない。クリエイターが挑戦している段階。
 インターネットはプラットフォームのヒットは生み出している。
大多 テレビは50年同じプラットフォームで仕事してきたので、番組の作り方も同じやり方が染みついている。
 その点笑いは面白い。枠組みから入っていない。
大崎 劇場からラジオに行き、いまはテレビ。メディアに差があるんではなく、違いがあるだけ。テレビ局でも編成と制作は違うし、制作でもドラマとバラエティでは違うだろう。その差をどう埋めるのかはチャンスだ。新しくテレビをポップにするには、つながりが大事だ。
 東京リトル・ラブは結局ドラマを撮ったってことで、新しい感じにはなっていない。
大多 フジテレビでドラマを撮って失望感を味わうのは、テレビの制作者がアプリを作ったけどあんまりイケてないって失望感を味わうのと同じ。今はそんな失望感を味わう段階。クリエイターとしては、自分の作品が色々なところで見られるのは嬉しいことだ。
大崎 ネットドラマを作って世界に配信する。月9でヒットを飛ばしていた大多さんと吉本でドラマを作ったらどんなものになるだろうと思った。
大多 テレビ局のなかには、ネットを使いたいと思っている人もいる。
大崎 CMの入れ方など、テレビ番組の作り方は学ばなければならないノウハウがたくさんある。
 それぞれの独自性を出しながら、一緒にやってよい。
大多 コンテンツっていう言い方がおかしいんではないか。これからはソーシャルテレビだ。昔は、視聴率30%行ったらみんなで涙した。あの感じがネットとテレビが一緒に何かやっていまだにない。
大崎 芸人が地方の村にいって村おこしをしている。吉本の現場では、ネットとテレビの人が一緒に打ち合わせしている姿はもはや普通だ。そこにネットがからんで、そのイメージが世間を回流する。
大多 テレビの編成の価値というのはまだある。疲れて家に帰り、テレビを付け編成された番組を見て、面白いと思う。昨晩、帰宅しテレビ朝日のお願いランキングを見たら、とても面白かった。コンテンツと人の関わり方。
大崎 いろいろなメディアが自由に伸び伸び語り合う場ができたらいいと思う。
大多 制作がデジタルになっても、テレビ局としてのメッセージを。

アドテック東京2010年 キーノート 2010年10月29日 10時30分~

吉本興業 代表取締役 大崎洋氏
フジテレビ クリエイティブ事業局長 大多亮氏
電通 クリエーティブ・ディレクター 岸勇希氏

米国大手メディアのベンチャー投資状況 – Media Summit New York 2010

■ ビジネス状況を

Time Warner Investments (TW) 自分が担当してるのは、1件あたりの投資金額が、2-10百万ドルの案件。

Thomas H. Lee Partners  80億ドル。メディア、テクノロジーへの投資ファンド。

ベルテルスマン アーリーステージの投資を実施。フリーマントル(Freemantle)や他メディアとの戦略的シナジーのある案件が中心。

Thomas H. Lee 我々は、広告モデルのメディアビジネスに強い信念を持ってサポートしている。Univision, Clear channel, Warner Music, Nielsenなどに投資している。広告市場は、予想より時間がかかったが、昨年末から少しずつ回復している。広い意味で、広告メディアは生き残る。

Racti Capital Advisers インタラクティブメディアへの投資を始めたばかり。既存メディアは、モノローグ、一方通行だった。。これからの双方向メディアへの投資の収穫がされるべき。インターネットは、この10年新たなビジネスモデルが確立されてない。技術の進歩はすごかった。アーリーステージ。

■ メディア、コンテンツ投資のブライトスポット

TW テレビの視聴体験をネットを使って向上させる技術を持っている企業。たとえば、広告のターゲティング技術などが面白い。もうひとつは、オンライン上でユーザーからお金を稼げる企業、たとえば、Zyngaなどのソーシャルゲーム。こうした、企業はメディア企業の収益を多様化させる。

Thomas H. Lee Partners 3-5年でモバイル分野のメディア企業は花開くだろう。特にゲーム分野は多様なサービスが期待される。ジオテクノロジーがキーワード。課金モデルオンモバイルはがいい。

■  モバイル市場はどのあたりのステージか?

Thomas H. Lee 色々なユーザーに聞くと、モバイル市場が拡大しているのがわかる。一人あたりの利用金額も上昇しているし、モバイルアプリの購買インターフェースが使いやすくなったため、利用人数も拡大している。モバイルアプリの滞在時間、消費金額を見れば、ティッピング・ポイントを超えているのがわかる。

■  メディア投資、どこが中心か?

ベルテルスマン 新聞、情報サービスの成長は難しいだろう。音楽産業も音楽自体は大きなニーズがあるが、産業的に儲けているセクターが交代してしまった。

Racti Capital Advisers ローカルのテレビ局、新聞の保有規制がメディア業界の発展を妨げている。現在の新聞社は自社を紙を発行する新聞社と規定じた時点で発展は望めないだろう。政府規制は、もっとスピーディーに緩和すべきだ。

Thomas H. Lee インターネット系のベンチャー企業は、我々が保有しているメディア企業のビジネスを死に追いやるサービスを展開しているが、そういった企業といかにコラボして利益を出していくかが課題になっている。机上の理論だけでなく、実践的なアイデアが求められる時代になっている。

Racti ケーブルテレビは、映像配信の会社から、ブロードバンド、電話サービスにまで、事業領域を拡大している。今後は、ワイヤレスが成長する分野だろう。モバイル端末に、ATSCチューナーが搭載されれば、誰もがモバイル、ノートPC、車載機で広告放送や有料放送を見る時代になる。

Peacok Equity Fund ATSC(米国のデジタル放送規格)のビジネスモデルには疑問を持っている。ATSC-MH用のチップコストは誰が負担するのか?

会場 一人だけが有料モバイル放送に加入すると答える。月額9.99ドル。無料は、ほぼ全員。

Racti ATSC-MHのチップは、ケータイのカメラと同じようなコスト(Incremental Cost)だと思う。まずはフリーにして市場を拡大する必要があるのではないか。テレビのHDや、モバイル転送機能なども、無料だ。ユーザーはコストを意識することなく、サービスを楽しんでいる。

■ インタラクティブTV、コンテンツなどにどのような姿勢で投資しているか?

Racti CES2010に、放送波を受信、宅内デバイスにWifiで映像配信する機器を150ドルで販売する企業がいた。こうした新たな映像流通の流れに興味を持っている。また、新たな制作ツールが映像制作のコストを5分の1くらいに下げている。映像制作コストが下がり、コンテンツの量が増えることで、市場にどのような影響があるのか、興味がある。

■ コンテンツプロダクションへの投資

Peacok Equity Fund コンテンツ制作の競争力は、人材に紐づいているのは、ベンチャー・キャピタルが技術に投資するのと同じ姿勢で投資することはない。ただ、コンテンツ関連で面白いのは、検索、ディスカバリー分野だ。StumbleUponという企業は面白い。最近投資した、Greystripeという企業も面白い。映像をインデックスし、検索しやすくする技術を開発している。

ベルテルスマン コンテンツは、ベンチャー・キャピタルにとって投資決断が難しい。ヨーロッパでは、フリーマントル社がたくさん投資している。

Racti 政府規制が多すぎる。ユーザーニーズに基づいた革新、ハンドオフアプローチ、市場主義がないとコンテンツ市場は活性化しない。

TW 我々はマルチカルチャープログラミングを信奉している。ケーブルテレビへの投資や、HBO、ターナー、タイムなどコンテンツ資産をたくさん保有している。

Peacock Equity Fund コンテンツが重要な投資先としたら、コンテンツ制作企業を厳しく監視するだろう。コンテンツ・プロデューサーの年棒が2百万ドルにはならないだろう。

■ Pndoraは、ラジオとどう違うのか?

Thomas H. Lee Pandora(インターネットラジオのスタートアップ)は収益をあげているし、いいサービスだと思う。ラジオは、スーパーボウルなどのビッグ・コンテンツを放送でき、広告主がマス・オーディエンスに宣伝したいときに、最適のメディアである。Pandoraはカスタマイザブル(Customizable)で、ラジオはスケケーラブル(Scalable)なところが最大の違いだ。

■ IPO以外のエグジット戦略はあるのか?

TW 現状でもファンド規模は増やしている。市況の良し悪しは常にあることで、悪いときでもテクノロジーベンチャーには注視している。過剰出資(Overcapitalized)やオーバープライスでIPOが難しい企業もあることはあるが・・戦略的な売却で、利益を出せるケースもたくさん見ている。

Racti ここ2年くらいの投資案件を見てると、時期尚早(Too early)か、バリュエーションが高すぎる(Too expensive)案件ばかりだ。

Thomas H. Lee 5-7年期間で投資資産の一部でもエグジット戦略を考えなければダメだ。市況は悪いが、供給資金は潤沢にある。売却企業が市場に出ると、たくさんの企業が買いたがる。売り手市場になっている。

Peacock Equity Fund IPO市場は崩壊状態にある。レイトステージ投資が多すぎる。

■ LBS ( Location Business Service : ロケーション・ベース・サービス )はどうか?

Racti LBSは、技術ドリブンでなく、サービスドリブンな分野。ソーシャルメディア的な分野だ。

ベルテルスマン foursquaregowallaは、LBSというよりゲーム的な性格を持っているところが気になる。

TW 店舗へのクーポンなどリアルコマースにつながっているのが注目点だ。ローカル新聞の広告市場に影響があるのではないか。会場のfoursquare利用者4人。

Thomas H. Lee まだ、わからない。ローカルメディアへの影響は過小評価すべきでない。まだ誰もわからない。

Racti ネットのコミュニケーションサービスの成長を、PCでなはくモバイルで追っかけている。メディア消費、モバイルウォレットなどメディア、キャリア、サービスレイヤの企業どれもが利益を受けるだろう。

■  プライバシーへの課題はなにがあるのか?

Thomas H. Lee 投資活動には情報収集により不明確性を排除すべき。特に政府規制などの情報収集が必要。

■ ソーシャルメディアは、どんなポテンシャルがあるか?

TW meeboに投資している。ソーシャルグラフなど、クチコミを発生させるサービスに関心がある。

Thomas H. Lee バリュエーションが難しい分野だ。

■ 中国、BRICsへのコンテンツ投資はどのような状況か?

Racti コンテンツ投資において、海外市場は重要で当然だ。海外市場では、多チャンネル化が進む国がこれから多くでてくる。販売機会は増加するだろう。

■ 映像関連の広告の新たなテクノロジーで注目しているものは?

TW ScanScoutという企業に投資した。配信映像の内容にあった映像広告をプリロール、オーバーレイなど色々な手法で挿入が可能。

Racti デジタル映像では、プロダクションプレイスメントがポストプロダクションで可能だ。また将来は、リアルタイムストリーミングが盛んになり、インラインの広告が増えるだろう。テレビの広告枠は無くなるのではないか?

■ 大企業が広告代理店を中抜きし、直接ユーザーにアプローチするようになっているが。

Thomas H. Lee WPPなど大手代理店の成長要素は、ソリューションベースの収益に変化している。ワンストップエージェーンシーを目指している。

2010年3月11日(木) 10:45 AM – Noon  New York, Media Summit New York 2010

セッション「Media, Entertainment, Technology and Money: Funds, Mergers, Acquisitions, Takeovers and Targets」より

パネラー
Allison Goldberg, Managing Director & Group Vice President, Time Warner Investments
Richard J. Bressler, Managing Director, Thomas H. Lee Partners, L.P.
Robert C. Raciti, Ph.D., CEO, Raciti Capital Advisors, former, SVP, GE Capital’s Media, Communications, & Entertainment (MCE)
Urs Cete, Principal and CFO, Bertelsmann Digital Media Investments (BDMI)
Imran Khan, Managing Director, J.P. Morgan
Paul H. Lee, Senior Vice President, Peacock Equity Fund, Moderator