コネクテッドテレビ時代のビジネスモデル - CES 2010 –

–  ZillionTVは、ケーブルキラーではない。
–  テクノロジーが常に新しい扉を開けるのだ。ROKU、Yahooなど。問題は、既存のプレーヤーがイノベーションにどう対処するかである。
–  TV Everywhereは、既存のビジネスモデルにあった対処法である。お金を払ってもらっている加入者だけに、無料で見せるやり方は、レベニュー・ストリームの確保に重要である。
–  Huluは無料だが、現在収益を上げているコンテンツホルダー、アグリゲーターは、無料モデルに一線を引くのは当然のことだ。
–  コンテンツホルダーにとって、インターネットは新たなコンテンツ流通手段の一つ。まだ収益が低いだけの話。
–  放送波でテレビを見てインターネット回線も受けることができるハイパーSTBに注目している。
–  問題になっているのは、インターネットの影響でユーザーのバリューポイントが変わってきていることだ。
–  新しいSTBのユーザーテストをしたとき、ユーザーから熱心に尋ねられたのは、これでeBayができるの?とか天気がすぐわかる?などインターネット上のコンテンツのことばかりだった。我々はこうしたユーザーニーズをマネタイズしていかなければならない。
–  今後4年でコネクテッドTVが家庭にやってくる。リモコンも重要。オペレーターにとって、課金システムとマーケティング、カスタマーサービスの役割が増すだろう。
–  コンテンツはユーザーのチョイスが優先される。嗜好との関連性。ケーブル会社から押し付けることはできなくなる。
–  どんな時代でも顧客ニーズはコンテンツにあり、コンテンツの重要性は変わらない。コミュニティをマネタイズすることが成功のキーポイントだろう。
–  音楽産業はアーティスト、ライブなどのコミュニティを強化し収益をあげている。同じことが映像・テレビ業界にもやって来る。サブスクリプションモデルは限界ではないか?
–  課金モデルであっても、ターゲティング広告が可能になれば、新しい収益源になる。
–  ウィジェットのほうが簡単で安価。ターゲティングごとに多様なメッセージを送れる。
–  コンテンツクリエイターにとって、流通ごとにファイル作成などをするのが一番の問題。
– ソフトウェアを用いてテレビをネットワークにつなげることが今後の方向性だろう。だが各国それぞれの事情があるので、世界標準でというわけにはいかない。
–  現在のところ家電メーカーはネット接続などについてオープンな姿勢を持っていない。これはビジネスチャンスだと思う。
–  デバイスの競争というか、最終的にはユーザーインターフェースの競争、すなわちブラウザの競争になるのではないか。
–  テレビは、パソコン、ケータイと違うデバイスだ。ネット機器と違って、ユーザーからの信頼性が無いといけない。
–  ちょっと前のことだが、テレビにネットが見れるブラウザ機能を導入しようとした。ユーザーからの反応は散々だった。ネットを見るなら、パソコンをつければいいじゃないか。という声が圧倒的だった。


セッション「Bridging TV and Broadband: Strategic Relationships-Advertising,
Technology and Content」
2010.01.08 Fri., 13:30 – 14: 30 Las Vegas, CES 2010

パネラー
Mitch Berman, Chief Executive Officer & Co-Founder, ZillionTV
Bryan Biniak, CEO, Jacked
Alex Limberis, COO, Syabas Technology
Mark McKinnon, Co-Chair, Arts+Labs
Damon Phillips, Vice President, ESPN360, ESPN
Rick Song, Senior Director, Eastern US Sales, Microsoft Advertising
John Zelenka, VP of Business Development, Tribune Media Services
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