新たな動画制作市場、CGMとプロの中間層が育っている – Media Summit New York 2009 –

・YouTube以降、新たな映像制作市場が拡大、ローカル広告のクリエイティブへ利用が盛んに
・大手広告クライアントが自社インターネットメディアに投資、メディア化する動きがあり、こうした動きが一般化すると、広告予算が低下、また広告メディアが不要となるという指摘がされた。

■ ユーザビリティを向上させると広告指標の数値を減少させることに

– 『グッド・アイデア』を重視している。消費者のニーズは何で、どうやって実現するのか、消費者と繋がりが重要だ。(ヤフー)

– 広告メッセージをいかに伝えるか工夫が必要だ。『バーガーキング』のキャンペーンはうまくいった。(グーグル)

– 大手クライアントは、広告と同時に自社のインターネットサイトにも投資している。これは、自社サイトをメディア化するためだ。また、自社制作のコンテンツにも投資している。つまり、メディアが不要になるかもしれない。(グーグル)

– 広告クライアントが気にするのは、ユニークユーザーだ。他に、滞在時間、ページビューだ。皮肉なのは、ユーザビリティを向上させると、こうした数字を減少させることになる (ニールセン)

■ CGMとプロフェッショナルの中間層が台頭

CGMとプロフェッショナルコンテンツの中間コンテンツが育っている。YouTube以前には存在しなかった人々のニーズが顕在化している。(グーグル)

– ケータイ動画カメラの『Flip』を使ったキャンペーンを実施した。Flipで撮影した動画を送ってもらい、我々が編集して放送した。消費者は自分たちで撮影したいというニーズがあり、我々は動画素材を集め、自分たちで番組を作る(編集する)というニーズがあり、双方のニーズが合致したいいキャンペーンだった。(MTV)

– 消費者は他人が集まる場所に群れたがる、というネットワーク効果を利用することが、プラットフォームを構築することの本質だ。 (マイクロソフト)

– YouTube上のブランドコンテンツとは、広告主とコンテンツが深い関係性を持ってつながっている状態をいうのではないか。Googleでは、その考えを推進するために、動画の中に広告を挿入する方式を開始している。(グーグル)

– ‘Visible Measures’という動画視聴データの分析ツールを開発しているベンチャー企業からデータを取得している。動画を途中でやめたのか、どの部分を見ているのか、などまでわかるので参考になっている。(MTV)

セッション「The Broadband Economy: Video, Communications, Personalization, Social Media, Content, Lifestyle and Advertising Ecosystem」より
2009年3月18日2:30 PM- Media Summit New York 2009 ニューヨークにて
パネラー 

– Richard Cooperstein, Head of International, Business Development and Strategy, Facebook Inc.
– Brian Hall, GM Windows Live, Microsoft
– Greg Clayman, EVP, Digital Distribution & Business Development, MTV Networks
– Rob King, Editor in Chief, ESPN.com
– James Pitaro, VP, Yahoo Sports and Entertainment
– Alexandra Levy, Director, Branded Entertainment, Google
– Shawn Gold, SocialApproach, former CMO, MySpace