タグ別アーカイブ: CBS

アメリカのテレビ局のローカル広告 – CBS と NBC Non Stop-

■ CBSで流れていたCBSのローカルテレビ局
CBC Chicago Local

(参考: CBSムーンベスCEOの講演のまとめ)

2011年NAB Show
2008年ニューヨークにて

■ NBC Non Stop
NBCが映像コンテンツを作成、ローカル局の放送やWebで活用している。

CBSの研究 インターネットとアウターネット (2008年6月)

米国大手テレビ局CBS ムーンベスCEOとNABスミス会長対談 – NAB2011

CBSムーンベスCEOとゴードン・スミスNAB会長

スミス: 放送局は死んだ、ビジネスモデルはもう古いという人がいるが、あなたは常にそんなことはないと言っている。

ムーンベス: - 何年もテクノロジー、ケーブルテレビが我々を死に至らしめ、インターネットが- 広告を奪いと言われ続けてきた。しかし、状況はもっと複雑だ。
– 放送よりも多くのマスオーディエンスにリーチできる仕組みはない。
– 放送への評価は低すぎる。
– 私は放送業界、CBSの将来を信じている。
– ライバル局と話していて、彼が「ビジネスモデルが壊れた」と言ったので、「番組編成の失敗とビジネスモデルの崩壊は違う話だ」と答えた。

スミス: ラジオの将来について確信があるか

ムーンベス: - もちろんだ。ラジオ部門を任せているダンに、「私が死ぬまでにラジオ部門の収益がプラスになるのを見られるか」と聞いたことがある。
– ダンは、それから5四半期連続で部門を黒字化した。
– フォーマットを変え、傘下の25局の聴取者も増えている。

スミス: CBSとFOXがNABに帰ってきた。なんで戻ってきたの?

ムーンベス: - なんでNABを脱退しかをまず話したい。
– 我々が脱退したときは、我々ネットワークとローカル放送局の間にやりたいことの齟齬があった。
– しかし、時が経つにつれ、業界構造が変化し、ケーブルテレビの発言権が大きくなった。
– そこで、ネットワークとアフィリエイト、ローカル放送局がまとまることが大事だと考えた。
– 新たにあなたがNAB会長に就任し、考えていることが我々と同じだったので、再加盟しようと考えたのだ。
– 我々は222局とアフィリエイト契約を結んでいる。我々がアメリカでいちばん人気のあるネットワークでいられるのは、アフィリエイト局のおかげだ。
– 我々はワシントン、政府に対して、団結して戦わなければならない課題がたくさんある。
– USAネットワークは、全米1位のベーシックケーブルネットワークだ。我々のコンテンツであるNCISの再放送して儲けている。
– 彼らは、オリジナルを作っている我々よりも儲かっている。
– 何かおかしなことが起こっている。
– Money doesn’t follow eyeballs.
– CBSのほうがUSAネットワークよりも利益をあげられるように尊重されるべきである。

スミス: FCCのゲナコウスキ委員長が周波数のボランタリー・インセンティブ・オークションの話をした。私は放送局が一度周波数を失うと、視聴者を失い、二度と復活できないだろうと思っている。

ムーンベス: - 政治的側面とテクノロジー側面とある。周波数はライフラインだ。マスターズ中継はHDで撮影し、小さなゴルフボールまで奇麗に放送できた。HDを放送するには、たくさんの帯域が必要だ。
– ゲナコウスキ委員長は優秀だと思う。方向性もいい。
– しかし、我々は自発的には参加しない。
– ブロードバンドでたくさんのデータ、情報を配信する考えには賛成だ。だが、議論すべきは各論だ。
– 我々は自分たちのビジネスを守らなければならない。
– 我々も未来は、放送とブロードバンドの共存にある。
– NFLやNCAAを放送し続けるには、莫大なコストがかかる。アフィリエイトと話し合いをたくさん続けている。

スミス: 放送局はローカルコミュニティを省みていないと言う人もいるが放送局にとってローカルとは

ムーンベス: - ラジオ、テレビ、ローカルビジネス部門のトップがいるので運営できている。
– CBSはロサンゼルスにテレビ局2つ、ラジオ局2つあり、各局がウェブサイトを作っていたが、それを1つに統合した。CBSla.com。
– ローカルグループの第1四半期の業績は良好だった。スーパーボウルがなくてもビジネス好調だった。
– 130ラジオ、28テレビ局、ローカルはとても重要だ。

スミス: 新しいテクノロジーについて

ムーンベス: - iPad、Hulu、Netflixなどなど全て我々のコンテンツが必要だ。
– 意思判断の基準は、カニバライズ無しで我々がデジタルディストリビューションから利益をあげられるかだ。
– 我々のコアビジネスは、放送だ。広告ビジネスが第1。2番目に大切なのはシンジケーションだ。
– ネット系の人がたくさん提案にくるが、我々のコアビジネスを壊さないものでなければダメだ。

スミス: 議員としてネットやケーブルに広告をうつより、テレビで広告したほうがメッセージが伝わった。

2011年4月13日 9時30分 NAB Show 2011 ラスベガスにて

Boxee、CBSなど・・OTTとプレミアムの議論 CES2010

DSC09166

Boxee ユーザーに見たいコンテンツを自分で選ぶ自由が保障される必要がある。

サムソン どんなプラットフォームでも共通の体験を提供できることが肝要である。SDKを配布し、サードパーティにアプリを開発してもらいたい。

コムキャスト オンデマンドサービスの充実を図っている。

Boxee ケーブルテレビは競争をあえて好まない。ユーザーはただ自分の好きな番組を見たいだけ。そのためのベストツールを提供したい。

Boxee インターネットでは、Huluでも他のサイトでも同じ番組が見れる。どこで見るかはユーザーに選択権がある。テレビでも同じことができないのはおかしい。(オーバー・ザ・トップはできる)ユーザーにとって大事なのはコンテンツだ。テクノロジーでもDRMでもチャンネルでもない。

CNET 音楽産業は、共通フォーマット(mp3)を作ったことがよかった。

FiOS コンテンツは無料(フリー)では作れない。誰かが負担している。

CBS 現在の映像ビジネスを考えるうえでの対立軸は、インターネット対テレビではない。CSIを見てくれるなら、パソコンだろうが、テレビだろうが関係ない。どんなメディアにしろ、視聴回数などを計測する仕組みが必要。テクノロジーとビジネスモデルの両立が大事だ。

CBS まず、視聴者がタイムシフトやプレースシフトを始めた。次にブロードバンドが普及した。残りは、コンテンツをどのように配信するかだ。どういったビジネスモデルを構築すべきなのか?音楽産業の二の舞は避けたい。CSIがFancastで配信されることは、ビジネスの拡張につながる。

コムキャスト コンテンツホルダーのコンテンツを守るのではなく、拡張することを重要視している。win-win-winモデルを構築する

CBS レス・ムーンベス CEO – Media Summit New York 2008 –

・ ベビーブーマー世代は、まだまだ収益源だ

CBSムーンベスCEOの基調講演 (Les Moonves, CEO, CBS) 2008年3月

Q. 広告モデルの劣化について

– まず打撃を受けるのは、ローカル市場。CBSの広告クライアントは、ナショナルクライントなので、影響は少ない。

– NCAAのネット配信、スーパーボウルのCM、まだまだマス広告モデルは大丈夫だ。(Sky is not Falling)

– ベビーブーマー世代は、テレビをよく見ており、まだまだ我々の収益源だ

– CBSは、テレビ、ラジオ、インターネット、屋外看板と、マスからパーソナルな媒体を保有しており、クライアントのどのようなニーズにもこたえられる。

Q. メディアポートフォリオの拡充で、新たな買収は?

– Facebook、Weather Channelない。あらゆる可能性を調査している。

– 株主還元よりは、新たな収益源育成のための投資にまわしたい

– ESPNの買収はない。ディズニーが売りに出してもいない

Q. オンラインコンテンツについて

– CBSは、Huluと似た戦略だが、ディズニーの戦略とは違っている

– コンテンツを獲得、シンジケートすることで媒体力を高めている。

– CBS Audience Networkを立ち上げた

– NCAAのネット配信など、コンテンツのタッチングポイントを増やしている。(“March Madness”といわれ、3月のNCAAは日本の甲子園のような熱狂を見せる。今まで、ローカル放送しかしてなかった中継を、CBSがネット配信することで、出身校のゲーム中継を職場で見れるようになり、全米の生産性を落とすという記事がある) 

Q 視聴率が低下、2位に転落しました

– C3(3日後までの録画視聴も視聴率に加算)を採用しわかったが、コンテンツは見られている。

Q ラジオについて

– ラジオビジネスは急成長は見込めないが、収支トントンには出来る

– 政治家の選挙CMに適したメディアだ

Q 音楽ビジネスについて

– Last.fmの買収は、音楽が単純に聴けるというよりも音楽の周りにコミュニティ(Get community around contents)があることに意味がある。

– ロンドンベースの会社なので、70%以上が海外からのアクセス

– 数値目標はないが、海外進出は積極的に行いたい

Q 映画ビジネス

– バイアコムとの契約には、CBSが映画を作ってはいけないとは書いてない

– SHOWTIMEのように、映画をRENTして放送するビジネスを見ていると、どうせなら制作してはどうかと考えるようになった。

– CBSの映画スタジオはゼロから始めたので、経費なども安く工夫している。

– 看板、ラジオなど自社媒体を通し、プロモーションが可能だ。

Q CEO契約は2011年まで。それ以降どうするつもりか?

– ずっと働き続ける。レッドストーン(バイアコム会長)とは毎週1回ミーティングをしており、関係は良好だ。

Q 好きな番組は? 

– ソプラノズ、主演のジェームズ・ギャンドルフィーニが好き、クリミナル・マインド

参考 ロックメディア第14回 CBSの研究