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米国ABC社長 基調講演 – CES2009 –

 

■  PCの性能向上が、テレビ局と家電メーカー、広告主をより密接に連携させている

– チップメーカーが開発する映像用のCPUの性能向上で、信頼できるDRMを用いたウィジェット配信などが可能になっている。
– コンテンツメーカーにとって、テクノロジーの発展は、消費者に新たなサービスを提供できるよい機会だ。
– DVR、デジタルの世界では、番組を何人見ているかで広告を売るのではなく、広告をどれだけの人が見ているかでビジネスが成立している。

■ テレビ番組はデバイスを超えるモバイル、テレビ、インターネットの3スクリーンに積極的に進出する

– 3年前は、ディズニーがインターネットに積極的になるなどとは、考えられなかった。abc.comの視聴データを分析すると、消費者は広告モデルのネット配信を支持している。
– その結果を踏まえ、我々はabc.comを拡充していく。
– すでに、50万回以上の視聴を獲得iPhoneなどモバイル配信も強化する。

■ 番組2次利用で、番組価値を向上

– ABCの番組フランチャイズ‘LOST’、‘Good Morning America(朝のニュースショウ)’は、モバイル配信や番組2次利用に力をいれている。
– LOSTは、ゲームを制作するほか、abc.comで、ドラマで触れなかった新たなあらすじを短尺ドラマにして、配信している。
– ドラマ「アグリー・ベティ」は、スピンオフ短尺ドラマを制作、オンライン配信を行っている。
– こうした番組2次利用は、視聴者にその番組への関与を高めることになり、番組とファンとの関係を深いものにしていると考えている。
– 視聴者コミュニティを形成。視聴者を固定化している。
– テレビ放送より先に、iTunesに公開した番組もある。

米国大手テレビ局ABC社長 アン・スイーニー氏基調講演から

Anne Sweeney, President, Disney Media Networks Co-chair and Disney-ABC Television Group

2:30 p.m. January 8,2009, Las Vegas Hilton CES 2009

CES 2009

IPTV成長に必要なこと – CES 2009 –

「使いやすいユーザーインタフェース、HD対応などがIPTVにも求めらている」

■  IPは多様な可能性があるが、一方複雑である

– コネクティビティがIPTV成長のカギを握る。(Infinite Video)
– ケーブル、IP、放送で規制が違う。IPTVでは放送で禁止されている広告(タバコ、アルコール)も流せる。いいことではないかもしれないが、パーソナル化が可能なIPTVではこうしたニッチだが巨額な広告予算を持っている広告クライントを取り込むのがよい戦略だ。(ThinkAnalyst)
– IPは情報を運ぶプロトコル、多様なデバイスとのコミュニケーションが可能だ。(AT&T)

■ 簡単なユーザーインタフェースの重要性

– 自分の好きなコンテンツを見るのに、消費者が我慢できるステップは3段階が限界。IPTVは、まだ成熟した技術でなく10ステップくらい必要。(Lexicon)

– フラグメンテーションが進んでいる動画配信市場では、コンテンツホルダーがバリューチェーンの中でいちばん優位なポジションだろう。また、コンテンツ検索、消費も細分化されており、それをユニファイド化するようなソリューションが成長するだろう。(マイクロソフト)
– グーグル、マイクロソフトなどが、動画検索で新たな試みをしている。動画検索はまだ重要な課題だ。(AT&T)

■  HD対応が、IPTV市場成長にも求められる

– IPTVは供給者側で管理できるサービスだが、クラウド時代でのコンテンツ消費は、デバイスをまたがったコンテンツ消費が成長するだろう。動画フォーマットの問題もある。 (Infinite Video)
– AT&TのU-Verseでも、多様なメディアへコンテンツを流通できるように、コンテンツホルダと権利交渉を進めている (AT&T)
– 消費者のHDへのニーズは今後も増していくだろう。IPTVでも対応が必要だ (マイクロソフト)

セッション「Personalized TV: Exploring the True Power of IPTV」
2009年1月10日 12:00-  CES2009、ラスベガスにて

– Jonathan Hurd Altman Vilandrie
– Chris Boyer AT&T Services
– Mark Evensen Entone, Inc.
– Mary Francia Infinite Video
– Ben Huang Microsoft
– Michele McGarry ThinkAnalytics
– Frank H. Nein Lexicon Digital

STB事業者の語る、IPTVの方向性 – CES 2009 –

「インターネットのオンデマンド性や検索機能を視聴体験に持ち込むIPTV」

■ IPTVは、ケーブルテレビだけがライバルではない

マイクロソフト パソコンにブラウザがあれば、コンテンツが見れる。最近は、Hulu、ABC.comなどでテレビドラマを配信している。こうしたサービスは、STBを必要としおらず脅威と感じている。

グーグル  Tivoなどもライバルである。また、アマゾンのストリーミングサービスなど、コンテンツ配信はとても競争が激しくなっている。

Vuze テレビの寿命は10年、PCは3年くらいだ。IP系のコンテンツ配信のほうが、イノベーションに対応できる。 

■  テレビはインターネットのコネクション

マイクソフト マイクロソフトの「メディア・センター」は、1,000万人以上の利用者がおり、すでに、これだけの人間が、インターネット的なテレビを楽しんでいることを再確認すべきだ。 マイクロソフトのメディアセンター戦略について⇒参照 

■  IPTVは、パーソナライズが付加価値

マイクロソフト テレビ番組、YouTubeをパーソナライズ可能なのが、IPTVだ。
VUDU リニアな放送はそのままにしておき、新たなサービスはSTB側で実現する。
グーグル   Netflixのストリーミングサービスは、視聴者ニーズであるオンデマンド性を実現している。

■  ケーブルテレビとの差別化は、コンテンツの質

Vuze PCは発見(Discovery)とユーザ・インタフェースがテレビより優れている。PCの強みである「検索」機能を、より拡充する戦略をとっている。

■  ウィジェットは、パーソナライズの新たな展開で、有望である

グーグル   コンテンツ配信手段として有望だ。
マイクロソフト  STBでも簡単に組み込めるのではないか。

セッション「IPTV: More than Reruns and Movie」から
2009年1月8日 12時-13時 ラスベガス  CES2009
パネラー
- Gilles BianRosa Vuze (P2P)
- Brian Caskey UTStarcom
- Vincent Dureau Google
- Edward Lichty VUDU (参照)
–    Joe Seidel Microsoft Corp.

CES 2009

ソーシャルメディア対応の広告が求められている – CES 2009 –

CES 2009

「ソーシャルメディアの成長にはモバイルが寄与。マス広告と違った手法に期待」

■ 現在の不況は、新たな広告ビジネス確立にチャンス

– 金融不況は、新たなビジネス構築のチャンスだ。2000年から2002年のバブル後も、より効果的な広告手法が生き残り、広告が進化した (ヤフー)

– デジタル広告への移行が進む。実験的にオンラインに出稿する時期が終わり、効果的なオンラインメディアが生き残る。ソーシャルメディア、ブログは、効果的な媒体だ (テクノラティ)

■ 進化するターゲティング技術

– 現在、ターゲティング技術は進んでいる。しかし、技術が進み過ぎて、クライアントがついていけない現状もある。正しい広告を正確なターゲットに届けなければ媒体として生き残れない。(GeniusRocket)

■ ソーシャルメディアが増加、モバイル広告市場牽引に期待

– ソーシャルメディア、ゲームなどモバイルを用いることで、消費者のタッチポイントが増えている。(パブリシス)

■ 広告のクリエイティブの重要性も忘れてはいけない

– クリエイティブ、新たな広告アイデアをクライアント側に求められる。アイデアがよければ受注につながる。(ニューヨーク・タイムズ)

– そうは思わない。広告クライアントは保守的なので、いざお金を出す時点になると、冒険をしないものだ。(テクノラティ)

– 大手広告クライアントは、クリエイティブを重要視するが、そういうクライアントは、ソーシャルメディアのような新しい媒体には出稿したがらない。(パブリシス)

■ 広告も分散化させる必要がある

– 広告は、ヤフーのプラットフォームをレバレッジする役割を負っている。消費者にとって、身近なデバイスに進出する必要がある。(ヤフー)

– 広告はまだ、重要である。(ニューヨーク・タイムズ)

– 誰もが、ヒット番組を望んでいる。一方、クチコミ、ロングテールなコンテンツを媒体として利用する考えも持つべきだ。(GeniusRocket)

– 統合チャットサービスの‘iMeem’のようなサービスは、クチコミに有効だ。こうした新しい技術企業にも注目している。(ヤフー)

– インターネットのような分散化した社会では、ウィジェットのようなコンテンツ流通が大切である。(Meebo)

セッション「Advertising NEXT: Social Networks, User-Generated Video, Blogs, IMs, Podcasts, Broadband and Mobile – It‘s the Breakthrough Year!」より

2009年1月7日 11時30分 ラスベガスにて

パネラー
– Carter Brokaw, Chief Revenue Officer, Meebo
– Marc Davis, Chief Scientist, Yahoo!
– Richard Jalichandra, CEO, Technorati
– Alexandre Mars, Publicis CEO
– Mark Walsh, CEO GeniusRocket
– Michael Zimbalist, VP, The New York Times

CES 2009

クロスメディア広告が主流になる – CES 2009 –

CES 2009

「ハイパーターゲティング広告は、リーチ数の細分化とターゲットへの的確なメッセージとのバランスが必要」

■ ハイパーターゲティングは、情報のIP化で可能になった

- ハイパーターゲティング広告とは、Right PersonへRight Messageを届けることだ (Teradata)

- 性別、年齢属性でターゲティングしていたのと違い、細かくマイクロターゲティングが可能になっている。(Sybase365)

- リスティング広告の次の広告手法だ。消費者のライブインフォーメーションを集め、分析する。(Adobe)

■ ハイパーターゲティングの価値は、どこにあるのか?

- 測定可能なところだろう。また、測定することにより、最適化できる。それにより、プレミアム価格で販売できる。質の高いユーザーがいることを証明できる (マイクロソフト)

■ ハイパーターゲティング広告普及の障害は?

– 技術に対する販売チームの不理解が、行動ターゲティング広告拡大へのバリア (Digitas)

– 細分化し過ぎると、スケービリティが無くなり、ビジネス的に通用しなくなる (ディスカバリー)

– バナー広告、動画プリロール広告も、消費行動にどれくらいつながったか測定しようとしている。こうした広告のデータが揃ってきたら、リーチ数で劣るターゲティング広告の付加価値は下がるだろう。(Sybase365)

■ クロスメディア広告は、クリエイティブが重要である

– オンライン広告は、伝える情報が多いので、クリエイティブの重要性が増す (ディスカバリー)

– クリックしたり、サイトにアクせスするインタラクティブ性をオンライン広告は、持っているため、消費者との信頼性がないと成立しない。(Teradata)

– PC、テレビ、モバイルの3スクリーンでのクロスプラットフォーム広告を進めている。スクリーンごとにクリエイティブを変え、広告反応率を上げている (マイクロソフト)

– 同じ消費者でも、接触メディアによって、反応率が違う。エレベーター、ジムのバイク、デジタルサイネージでつながる広告メディアも、同じクリエイティブではだめだ。また、コンテンツも的確なものを選ばなければいけない (Sybase365)

– 動画は、メタデータが充実してきている。オンライン動画広告も、消費行動の追跡が可能である。アドビでも、多様な追跡ツールを提供している(Adobe)

セッション「Hyper targeting: Ad Networks, Ad Serving and Ad Targeting Session」から

2009年1月7日 10:00 –

パネラー

– Dean Carignan, Director, Microsoft Corporation
– Kathy Kayse, EVP, Discovery Communications
– Michael Kurtzman, Director, Sybase 365
– Grace Liau, Director, Digitas
– Mark Randall, Chief Strategist, Adobe
– James Semenak, Principal, Teradata

CES 2009