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ウルトラバイオレット(Ultra Violet) – NAB2011

Q 映像のデジタルダウンロードは昔からできた。VUDUは299ドルだった。他に必要か?

UltraViolet:さきほどのビデオを見ると、誰もディスクは不要だと言っている。なかには、テレビ番組を所有したい人もいる。消費者は、好きなお店でディスクを買い、誰かに渡したりするフレキシビリティを好む。ウルトラバイオレットが普及するには、ディスクよりも便利でなければならない。

Q ここ数年で所有欲からレンタル、無料でいいという方向性に消費性向が変わっているのでは

Best Buy:まだコレクター気質の人はいる。しかし、所有からレンタルへと消費者の選択は広がっているのは事実だ。コレクションは自己主張の発露だ。デジタル時代はソーシャルメディでそのコレクションを友達に見せている。

Q ウルトラバイオレットが解決するユーザーの悩みについて。

Microsoft:ウルトラバイオレットが提唱するデジタル・セルスルーモデルについて。ユーザーは、自分の好きなお店でコンテンツを買い、好きなデバイスで見られる。ウルトラバイオレットは、デバイスとサービスの垣根を融合している。クラウドがそれを可能にした。次に、動画フォーマットの問題がある。ウルトラバイオレットは、複数のDRMを横断して視聴できる環境を提供する。ウルトラバイオレットでは、マイクロソフトのパソコンからソニーのプレイステーションにファイルを移動させても映像を見られる。DVDはどの機械でも再生できる。ウルトラバイオレットは、ディスクでできることをデジタルでもやろうとしている。参加企業の製品には、ウルトラバイオレットのロゴが貼られる。

Neustar:若者はデジタルかフィジカルかという切り口だったが、私はデジタル+フィジカルのハイブリッドな時代になると思う。ウルトラバイオレットの普及初期には、ユーザーは好きな映画をクラウドとディスク双方で持つハイブリッドライブラリで利用するのではないか。

Q デジタルロッカーについて

UltraViolet:自分でお昼休みに買った映画を自宅で妻が見たりもできる。家族間でコンテンツ共有ができる。鍵を開けるイメージだ。

Q 誰がアカマイのお客さんか?誰が通信コストを払うのか

Akamai:様々なビジネスモデルがあるから、それによって違う。

Q ウルトラバイオレットは、コンテンツ流通にどう影響するのか

Sony:ウルトラバイオレットは、ウィンドウ戦略に変化をもたらす。デジタルセルスルーで、家庭にコンテンツが一番先に届けることになる。デジタルという意味では、ブルーレイ、DVDで経験済みなので、クリエイティブになにか変化が起きるとは思わない。今まで小売りが、コンテンツへのアクセス、消費、発見などのポイントになっていたが、それを消費者に直接もたらすことができる。

Q メーカーが直接小売りに乗り出すようなものだが、その影響は?

Best Buy:今でもDVDをたくさん売っている。デジタルになっても、なにがユーザーにとってベストなのかを探って、解決していくしかない。フィジカルとデジタルのギャップに生じる課題の解決策をユーザーに提案し、彼らに便利と思ってもらうしかない。

Q アップルがiPodやiTunesビジネスで成功した。マイクロソフトはなぜDECEに参加したのか?自分たちだけでやらないのか?

Microsoft:我々はトップ企業ではなく、家電メーカーなどとの協業が必要だと思う。消費者は賢い。今までのバリュープロポジションでは通用しない。

Q アンケートでどれくらいの機器と共有できれば便利か?と聞くと、それが何個でも不十分だという結果がでる。いったい1世帯でウルトラバイオレットが共有できる機器はいくつに設定すればいいのか?

Neustar:ウルトラバイオレットで共有できる機器数は、今のところ12個まで。これはダウンロードできる機器。ストリーミングできる機器は無制限で、この12個のなかには含まれない。ケーブルテレビのSTBなどはカウントしない。

Q ウルトラバイオレットは、インフラコストを効率化できるのか?

Akamai:標準化があらゆる配信コストを低下させる。我々は多様な動画フォーマットに対応しているがDECEが動画フォーマット、DRMを標準化してくれればよい。

UltraViolet:小売店も、消費者に商品を届け、設置するコストがとてもかかる。ウルトラバイオレットでは、マーチャンダイズのバリューチェーンが変わる。

Q なぜComcastはDECEのメンバーなのか?TV Everywhere?

UltraViolet:マルチチャンネルオペレーターは、コードカッティングなど構造的な戦略危機にさらされている。もし、彼らがウルトラバイオレットのようなサービスをユーザーに提供しなければ、ほかのオーバー・ザ・トップ事業者が提供してしまう。

Q ほかに何かあるか?

Sony:デジタルコレクティングがどうなるか?ライツロッカーのメカニズムがどう働くのか?

Q ハッカー対策?

UltraViolet: その件に関して我々は経験豊富だ。毎日監視することも重要だし99.99%大丈夫だと思っている。

David Wertheimer, Entertainment Technology Center
Christopher Allen, Best Buy
Richard Berger, Sony Pictures Home Entertainment
Tim Dodd, Neustar Media
Scott Fierstein, Microsoft Corporation
Mark Teitell, UltraViolet
Bill Wheaton, Akamai

2011年4月11日16時 NAB Show 2011 ラスベガス

DECEとKeychestについてはコチラ

コンテクストメディアと広告 – CES2011

Q 広告業界からみて、Web3.0とはなにか?

– プラットフォームとデバイスが垂直統合されていた時代から進化し、水平型に変化している。オープンプラットフォームで、コンテンツを誰もが制作できマネタイズが可能だ。関連情報、ターゲットが重要になる。(YouTube)
– “right user”に”right timing”で情報を届けることを続けるだけだ。(McCann)
– アプリ制作者、コンテンツクリエイタ、誰もがユーザーデータを集める時代。パブリッシャーの役割が低下。広告クライアントは自らユーザーにアクセスできる時代だ。(MySpace)

Q 3スクリーンズやグーグルTVは、広告業界にどんな影響があるか?

– グーグルTVはプラットフォームだ。アプリ制作者とのエコシステムを構築する。ユーザーの視聴行動も変わるだろう。それに合わせ、広告も変わっていくのではないか。(YouTube)
– 映画を見る前にゲームをしたりシェアをしたり3年後にはいまと違った視聴体験が提供されるだろう。(Wunderman)
– スケラービリティはあるだろう。(McCann)

Q   グルーポン、ジオ・ターゲティングは?

– ユーザーへの提供価値はなにかを問い続けることが大事だ。LBSで提供する情報は、そのエリアで最安値がいいのか、どうか?フェイスブックの「Like」ボタンは、レコメンドになっている。価値を転換する発想が必要。(Wunderman)

Q プライバシー?

– ユーザーは、自分がどういうデータを取得されているのか、分かっていない人のほうが多いだろう。またハイパーターゲティング広告の意味も知らないだろう。(Microsoft)
– レコメンド情報を無視し続けても何度も表示される。しまいには嫌われてしまう。(McCann)

Q CESで印象に残ったテクノロジーは?

– xBOXのキネクト(Kinnect)。それとフェイスブックを利用したプロモーションなど。
ソーシャルショッピングのようなアイデアは面白い。広告会社もワークフローを変えていかないといけない。(Microsoft)

Seth Barron, Advertising Program Manager, Google | YouTube
Ari Bluman, President, North American Sales and Operations, 24/7 Real Media
John Capano, SVP, Director of Digital Strategy, Wunderman
Matt Herrman, Executive Vice President, Chief Strategy Officer, McCann Erickson West
Jeff Lanctot, Managing Director, Microsoft Advertising
Nada Stirratt, Chief Revenue Officer, MySpace
Gabe Vehovsky, EVP, Strategy & Client Solutions, Digital Media, Discovery Communications

CES 2011年1月5日 14時30分

ハイパーターゲティング広告 – CES2011

Q ハイパーターゲティング広告とはなにか、混迷していないか?

–  デモグラフィーに基づく広告から、行動データをいかにカテゴライズするかに変化している。(マイクロソフト)
–  オーディエンスにはプライバシー配慮が大切だ。(AOL)
–  広告を企業メッセージのプロキシではなく、ターゲットに直接届けるのがハイパーターゲティング広告だ。(Google)

Q プライバシーへの配慮は?

–  1)透明性、2)安全性、3)自分で自分のデータを管理できること、この3点をポイントにして運営している。(マイクロソフト)
–  NAI、IABでも基準を策定している(WPP)

Q 細かなカテゴリ分けとプライバシー問題は両立するのか?

–  エリア、コンテンツ嗜好性など、ニッチマーケットが成長市場に代わる。(AOL)
–  エリアなど個人データを教えないと関連情報は集まらず、関連情報を集めるにはある程度個人の行動データを企業に教える必要がある。トレードオフだ。まだ黎明期だが、成長スピードが早い。リソースも増えている。(マイクロソフト)
–  広告クライアントは、プライバシー問題に敏感だ。(WPP)
–  行動データは世帯のデモグラフィーデータより一歩ユーザーに近づいた。しかし、現実は、オフラインのデータは取得できない。(WPP)

Q 効果測定はどうするか?

–  CPA、CPC、CPM、どれがいいのか?(Teradata)
–  行動データを取引する企業はまだ少ない。なので、この2-3年注目されているわりには、伸びていない印象がある。(IPG)
–  いまのところフェイスブックは行動データを取れる一番のメディアだ。(WPP)
–  クライアントは1年前に比べると、広告出稿の手法を拡大している。そのなかにハイパーターゲティング広告も入っている。(WPP)
–  行動データなどユーザーを全て知りたいというニーズ、欲望は増えている。性別、住所だけでは満足しない。リーチ数だけでなく質も問われている。(マイクロソフト)

Q 政府の規制がかかる可能性はあるのか?

–  広告界が成功するには、自主的にルールを作ったほうがよい。(AOL)

パネラー
–  Sun Jen Yung, Managing Director, Headwaters MB
–  James Colborn, Director, Microsoft Advertising
–  Mark, MEC
–  Jeffrey Hochberg, Vice President, Sales, AOL and Advertising.com
–  Brian Monahan, EVP, Managing Partner, IPG Media Lab
–  Aaron Rothman, Senior Product manager, Google
–  James Semenak, Principal Consultant, Teradata

2011年1月5日10時- CES2011 ラスベガス、ネバダ

Context is King? – 広告ビジネス 2010年 ニューヨーク-

Q コンテクスト イズ キング?

IBM 広告はクロスプラットフォーム戦略が不可欠。マスマーケットはもう存在しない。VISAが旅行会社から金融会社になったような発想転換も必要。消費者主権になり、市場は分散化、多様化している。

Y&R クライアントからデジタルマーケティング戦略を求められることが多い。”RIGHT PLACE, RIGHT PEOPLE, RIGHT DIRECTION”を達成するのは難しい。

MS xBOXでも広告モデルメディアを探求している。オリジナルメディアの立ち上げ、文脈、モバイルアプリが、重要性を増すんではないか。トヨタなど大手ブランドは、いままでと違うチャネルを探している。

ソニー 広告はマッチングビジネスになっている。わずか10秒で取引は終わる。Crackleを始めるが、セールスよりマーケティングが重要だ。

Q フラグメントした市場?

Y&R プランニングが重要だ。あせりは禁物だ。ゼロックスは空港にターゲットを絞った。AR、LBS色々な手法があるが、試せるリソースは限らている。

Q モバイルの可能性は?ジオ、ロケーション?

IBM スマートフォンの普及率が30%を超えた。ロケーション・ベース・サービスを伸ばすには、情報が必要だ。クーポンなどの販促ツールとか。

WPP
 スケーラビリティのあるサービスが可能になる。デジタル・ロケーションに可能性

Q アップルTVやデバイスはどうか?

ソニー 広告は物語のなかでシェアされる。

Q 代理店は、広告を売るのか?アプリ制作会社になるのか?

Y&R 両方だろう。今年は「イヤー・オブ・アプリ」になるだろう。

Q プライバシーイシューも大きい

IBM 子供たちは、プライバシー感覚が失われている。

セッション「Contextual Media & Advertising: Transforming and Redefining the Relationship Between the Consumer, Advertising and Media Platforms」

Wednesday, November 10th 2010 9:30 AM – 10:30 AM

パネラー
Jane Barratt, President, Y&R New York
Doug Checkeris, CEO, MediaCom
Eric Day, Director of Brand Strategy, Microsoft Advertising
Matthew Ringel, Managing Partner, New Era Media & Marketing, Moderator

2015年のいま読み返しても古くない議論。おそらく広告ビジネスの現在地はここら辺りから連続しているのだろう。(2015年12月)

コネクテッドテレビ時代のビジネスモデル - CES 2010 –

–  ZillionTVは、ケーブルキラーではない。
–  テクノロジーが常に新しい扉を開けるのだ。ROKU、Yahooなど。問題は、既存のプレーヤーがイノベーションにどう対処するかである。
–  TV Everywhereは、既存のビジネスモデルにあった対処法である。お金を払ってもらっている加入者だけに、無料で見せるやり方は、レベニュー・ストリームの確保に重要である。
–  Huluは無料だが、現在収益を上げているコンテンツホルダー、アグリゲーターは、無料モデルに一線を引くのは当然のことだ。
–  コンテンツホルダーにとって、インターネットは新たなコンテンツ流通手段の一つ。まだ収益が低いだけの話。
–  放送波でテレビを見てインターネット回線も受けることができるハイパーSTBに注目している。
–  問題になっているのは、インターネットの影響でユーザーのバリューポイントが変わってきていることだ。
–  新しいSTBのユーザーテストをしたとき、ユーザーから熱心に尋ねられたのは、これでeBayができるの?とか天気がすぐわかる?などインターネット上のコンテンツのことばかりだった。我々はこうしたユーザーニーズをマネタイズしていかなければならない。
–  今後4年でコネクテッドTVが家庭にやってくる。リモコンも重要。オペレーターにとって、課金システムとマーケティング、カスタマーサービスの役割が増すだろう。
–  コンテンツはユーザーのチョイスが優先される。嗜好との関連性。ケーブル会社から押し付けることはできなくなる。
–  どんな時代でも顧客ニーズはコンテンツにあり、コンテンツの重要性は変わらない。コミュニティをマネタイズすることが成功のキーポイントだろう。
–  音楽産業はアーティスト、ライブなどのコミュニティを強化し収益をあげている。同じことが映像・テレビ業界にもやって来る。サブスクリプションモデルは限界ではないか?
–  課金モデルであっても、ターゲティング広告が可能になれば、新しい収益源になる。
–  ウィジェットのほうが簡単で安価。ターゲティングごとに多様なメッセージを送れる。
–  コンテンツクリエイターにとって、流通ごとにファイル作成などをするのが一番の問題。
– ソフトウェアを用いてテレビをネットワークにつなげることが今後の方向性だろう。だが各国それぞれの事情があるので、世界標準でというわけにはいかない。
–  現在のところ家電メーカーはネット接続などについてオープンな姿勢を持っていない。これはビジネスチャンスだと思う。
–  デバイスの競争というか、最終的にはユーザーインターフェースの競争、すなわちブラウザの競争になるのではないか。
–  テレビは、パソコン、ケータイと違うデバイスだ。ネット機器と違って、ユーザーからの信頼性が無いといけない。
–  ちょっと前のことだが、テレビにネットが見れるブラウザ機能を導入しようとした。ユーザーからの反応は散々だった。ネットを見るなら、パソコンをつければいいじゃないか。という声が圧倒的だった。


セッション「Bridging TV and Broadband: Strategic Relationships-Advertising,
Technology and Content」
2010.01.08 Fri., 13:30 – 14: 30 Las Vegas, CES 2010

パネラー
Mitch Berman, Chief Executive Officer & Co-Founder, ZillionTV
Bryan Biniak, CEO, Jacked
Alex Limberis, COO, Syabas Technology
Mark McKinnon, Co-Chair, Arts+Labs
Damon Phillips, Vice President, ESPN360, ESPN
Rick Song, Senior Director, Eastern US Sales, Microsoft Advertising
John Zelenka, VP of Business Development, Tribune Media Services
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マイクロソフトTV CEO基調講演 – NAB 2008 –

■  マイクロソフトTVを支える3つのプラットフォーム

– Windows Mediaroom:  英BTのBT Visionなどが採用し,全世界で既に150万以上のユーザーがいる。
– Windows Media Center: Windows Vista.の普及とともに,既に100万以上のユーザーがいる。
– Silverlight: 北京オリンピックを4,000時間分配信。

■  コネクテッド・テレビについて

– 新たなメディア開発がマス広告モデルの次のステップへの発展につながる。
– 消費者との接点が減少していることに原因がある。
– 我々は,今までのテレビ・ビジネスを変えようとしているのではなく, テクノロジーを使う ことによって,テレビの映像がパソコンで楽しむというように接点を増やし,発展させたいのだ。
– コネクテッド・テレビは,コンテンツ・ホルダーにとって新たなビジネス・チャンスであること,ブロードバンドの普及と映像用のソフトウエアに基づく配信プラットフォームにより今までにない映像体験をもたらす。

■  広告主のメリット

– Media Centerでは,30秒の広告だけでなく,4分の広告を流すテンプレートを用意している。商品に興味を持った消費者はより詳しい商品説明を見てもらえ る。どの長さの広告が見られたかなどのデータを広告主は集められる。

マイクロソフト TV CEO エンリケ・ロドリゲス氏(Enrique Rodriges, CEO Microsoft TV)

2008年4月15日 NAB2008 ラスベガスにて

 

新たな動画制作市場、CGMとプロの中間層が育っている – Media Summit New York 2009 –

・YouTube以降、新たな映像制作市場が拡大、ローカル広告のクリエイティブへ利用が盛んに
・大手広告クライアントが自社インターネットメディアに投資、メディア化する動きがあり、こうした動きが一般化すると、広告予算が低下、また広告メディアが不要となるという指摘がされた。

■ ユーザビリティを向上させると広告指標の数値を減少させることに

– 『グッド・アイデア』を重視している。消費者のニーズは何で、どうやって実現するのか、消費者と繋がりが重要だ。(ヤフー)

– 広告メッセージをいかに伝えるか工夫が必要だ。『バーガーキング』のキャンペーンはうまくいった。(グーグル)

– 大手クライアントは、広告と同時に自社のインターネットサイトにも投資している。これは、自社サイトをメディア化するためだ。また、自社制作のコンテンツにも投資している。つまり、メディアが不要になるかもしれない。(グーグル)

– 広告クライアントが気にするのは、ユニークユーザーだ。他に、滞在時間、ページビューだ。皮肉なのは、ユーザビリティを向上させると、こうした数字を減少させることになる (ニールセン)

■ CGMとプロフェッショナルの中間層が台頭

CGMとプロフェッショナルコンテンツの中間コンテンツが育っている。YouTube以前には存在しなかった人々のニーズが顕在化している。(グーグル)

– ケータイ動画カメラの『Flip』を使ったキャンペーンを実施した。Flipで撮影した動画を送ってもらい、我々が編集して放送した。消費者は自分たちで撮影したいというニーズがあり、我々は動画素材を集め、自分たちで番組を作る(編集する)というニーズがあり、双方のニーズが合致したいいキャンペーンだった。(MTV)

– 消費者は他人が集まる場所に群れたがる、というネットワーク効果を利用することが、プラットフォームを構築することの本質だ。 (マイクロソフト)

– YouTube上のブランドコンテンツとは、広告主とコンテンツが深い関係性を持ってつながっている状態をいうのではないか。Googleでは、その考えを推進するために、動画の中に広告を挿入する方式を開始している。(グーグル)

– ‘Visible Measures’という動画視聴データの分析ツールを開発しているベンチャー企業からデータを取得している。動画を途中でやめたのか、どの部分を見ているのか、などまでわかるので参考になっている。(MTV)

セッション「The Broadband Economy: Video, Communications, Personalization, Social Media, Content, Lifestyle and Advertising Ecosystem」より
2009年3月18日2:30 PM- Media Summit New York 2009 ニューヨークにて
パネラー 

– Richard Cooperstein, Head of International, Business Development and Strategy, Facebook Inc.
– Brian Hall, GM Windows Live, Microsoft
– Greg Clayman, EVP, Digital Distribution & Business Development, MTV Networks
– Rob King, Editor in Chief, ESPN.com
– James Pitaro, VP, Yahoo Sports and Entertainment
– Alexandra Levy, Director, Branded Entertainment, Google
– Shawn Gold, SocialApproach, former CMO, MySpace

Steve Balmer Microsoft CEO 基調講演 – Media Summit New York 2009 –

・中国と法人向けコンサルティング分野に注目
・ヤフーユーザーを獲得できれば検索エンジンの精度が増す。ヤフー買収は理に適っている

■ヤフーの買収は理に適っている

– 検索はそれ自体が目的ではなく検索して何かをしたり、させることが重要である。ヤフーもグーグルもそのための投資をしている。我々も6ヶ月毎に新しい検索サービスを発表している。

– 新しい検索サービス‘kumo’という言葉がどんな意味かは知らない。またここで詳しいことはコメントできない。

– ヤフーの買収話は、電話でした。友好的に。ヤフーの技術が欲しいというわけではなくヤフーの顧客基盤、ユーザー数が欲しい。ユーザーが増えれば広告主もつくし、データが集まるので検索エンジンもより賢くなる。ヤフーの買収は理にかなっていると思っている。

– 検索市場は、グーグルが50%以上シェアを握っている。我々とヤフーは一緒になるべきだ。

■ ZUNE、Windows Mobile

– Zuneはデバイスとコンテンツ配信プラットフォームで成立している。デバイスは苦戦しているが、今後モバイル端末は機能が多様化する。あきらめるつもりはない。

iPhoneは素晴らしいがタッチスクリーンは高価な端末だ。新たなにリリースした Windows Mobileは、タッチスクリーン機能もサポートしている。

500ドルもするモバイル端末を購入するのはアメリカ人の一部だけ。普及機から高額商品まで様々なモデルを用意する必要がある。

– アップル製品は、ほぼ半分がアップルストアを通じて販売されている。Windows Mobileは、ソフトウェアなので、アップルは直接のライバルだとは思えない

■ クラウド分野はビジネスチャンス

– クラウドにはビジネスチャンスを感じている。今後ソフトウェアは、クラウド上に置き、動作が滑らかに行かなければいけないだろう。

– 今後力を入れていきたいのは、法人ユーザー向けのコンサルティングビジネス。 IBM、インド企業がライバルだ。

– 法人向けビジネスは、無料な文化が入ってきていない。だから、グーグルが入ってこれないビジネス分野だ。

– 今一番注目している市場は、中国市場だ。海賊版などの課題はあるが、間違いなく一番成長しているのは中国だ。PCの16%は中国市場で売れている。BRIC’sではなく、中国のみに注目している。

– また法人市場も注目している。企業の生産性を向上させる仕事は得意だ。

– マイクロソフトには、買収戦略はなくビジネス戦略のみがある。大型買収は顧客基盤を小型買収は技術を買っている。買収を成功させる秘訣は買収後‘Hands On’な姿勢を保つことだ。ただやり過ぎて口を出し過ぎてはいけない。

– 3スクリーン戦略は推進したい。テレビにはPCが持っているようなインテリジェンス機能がない。

– Xboxは、今後12ヶ月でメディア・センターなどより機能を拡大するだろう。

– 年間90億ドルのR&D費を削減するつもりはない。

– GDPを増加させるには、生産性向上とイノベーションの2点しかない。政府はもっとテクノロジーに予算を振り分けるべきだ。

2009年3月19日 9:15 AM- Media Summit New York 2009 ニューヨークにて
Steven A. Ballmer
, Chief Executive Officer, Microsoft Corporation