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Sling Box(チラシと実機)

取得場所:2011年のCES
「Slingboxがあれば、モバイルでもパソコンでも好きなテレビ番組が見れる」「Slingboxがあれば、世界中どこからでもテレビ番組が見れる」
“TV Anywhere”を説明している。

「Sling」は2004年設立。創業者がサンフランシスコ・ジャイアンツの放送を旅先でも見たいので作った会社。2007年に衛星放送”DISH”の親会社”EchoStar”に3.8億ドルで買収された。
当初は、DISHとは別に月額30ドルくらいしたので、加入件数は全く伸びなかった。また、STBも性能が悪かったらしい。毎年、CESに大きなブースを構えていたが、特に新しい感じもなかった。そのうちに、こうしたマルチデバイス配信は珍しくなくなり、ネットフリックスなども出て来て、その独立性は無くなった。”Sling Box”は”Sling Media”に改名していた。

今は、DISHの”TV Anywhere”技術はSlingのものだが、サービスのブランド名も”Hopper”に変わってしまった。

“Sling Box”は日本でも発売されていた。18,000円くらいしたと思う。製造国はインドネシア。伊藤忠商事が販売元。全く使い物にならなかった。。。2017年5月廃棄。と、ちょっと調べたら、まだ日本で売っていて驚いた。。

箱には「家まで待てない!」と書いてある。”Watch your television from anywhere” とも。まだ、”TV Anywhere”という言葉が一般的(業界内で)でなかったのだろう。

"Sling Box"日本版

日本発売された”Sling Box”

 

TiVoのチラシ

TiVoのチラシ TiVoのチラシ

2013年 サンフランシスコ郊外のベストバイで取得

TiVOは当初イケてる人たちに人気だった。映画やドラマでも「TiVoもらえるなら○○」みたいなシーンをよく見かけた。録画機能が当然の日本人からしたら、「なんで?」という感じだが、アメリカのDVDプレイヤーは再生専用、ケーブルテレビの録画機能付きSTBは使い勝手がよくない。ということで、2000年代初頭まで、日本では当たり前の「テレビを録画して見る」という消費者行動は、アメリカでは全然無いに等しかったのだ。それを可能にしたのが「TiVO」。故に人気が出た。

Google TVのチラシ

Google TVのチラシ

取得場所・時期:2010年ニューヨークの家電量販店ベストバイ。

“Search and watch – all on the big screen” とある。ネットが普及し、自分で検索して見ることを知った消費者にとって、検索できないテレビはとても不便なものに映った。

“Television and Internet, together at last” テレビとインターネット、通信と放送の融合は命題だけが古くから唱えられていた。なので”at last”なのだろう。

「Google TV」はGoogleが2010年に始めたテレビ向けプラットフォーム。Googleにとって、アメリカで600億ドルと言われていたテレビ広告市場は、自らの成長戦略のストーリーとして、ロジカルに見えた。
家電メーカーではソニーだけが”AndroidOS”のGoogleTV対応機種を発売。アメリカ先行だったため、日本にはいつどんな形で黒船が上陸するのかという感じだった。品川にあるソニーのショールームに呼ばれて実機を触ることが、業界内である種自慢気な空気感。ソニーの担当者も、我々だけがGoogle本体と交渉してる的な雰囲気を醸し出していた。
ただ、”Google TV”のリモコンがとにかくボタンが多すぎ、あまり市場に受け入れられなかった。。2016-2017年に、”Amazon Echo”といった音声認識の家電製品が一挙に売り出され、キーボード的なデザインは姿を消していく。
(参考)アメリカの家電店でGoogle TVを触ってみた(2010)

Google TVのチラシ