江戸の坂 東京の坂

江戸の坂 東京の坂

これも長い間本棚に眠ってた本。

昭和45年1月有峰書店刊を底本にした昭和56年5月中公文庫から刊行されたもの。

「ビルが立って富士の見えない富士見坂、同じく海の見えない潮見坂がたくさんある」と書いてある。書かれた当時から45年経ったいま、まだ見えている坂もいまは見えないんだろうか。45年前って、この本が書かれた45年前は昭和元年か。。長い年月。。

赤坂に住んでいたときは坂に興味を持ち、人形町に住んだときは橋と暗渠に興味を持った。下町には坂はないから。

赤坂の坂もたくさん紹介されている。氷川神社に登る南部坂、五丁目交番脇の三分坂、六本木通の全日空ホテルから赤坂小学校に抜ける坂(榎坂?)、日本コロムビアのある薬研坂などなど。普段親しみのあった坂が載ってる。

芝・神谷町からホテルオークラまで坂を登り、裏の全日空ホテル(インターコンチネンタル?)の坂を下り、また赤坂小学校辺りを頂点とした坂を上る。そして、TBSに突き当たるまでまた下り坂。TBSは小高い丘にあり、その裏はまた下り坂(ほぼ平行に走るのが薬研坂)。下ってスグ上ると246に出る。そこに豊川稲荷。つまり、そこは複数の尾根を登り下り縦断してるのだろう。下り坂になっている谷底は、溜池にでも小川が注いでたのだろうか。。

赤坂小学校を頂点にした福吉町の坂は、永田町や虎ノ門から六本木通りを進み、右折できることになっている。とても細い坂なので、タクシーの運転手の方には「むかし、東急観光のあった坂を上がってください。」というと通じた。自分が赤坂に住んだのは、2001年から2007年頃までだが、いま通じるかはわからない。

それと、その坂を登り、小学校の処を左に行くと、赤坂氷川神社、そのまま通り過ぎると、檜町公園に出る。ミッドタウンができる前まで(2005年頃まで?)池があった。その池が溜池と繋がってるのか?繋がっていたのか?はわからない。。

あと東京の坂処といえば、麻布・六本木・芝界隈と目黒辺り?この辺は定番か。それとも、この本が出たから、21世紀に生きる自分にとって定番の知識になってるかもしれない。仙台坂とか。鬼平にも出てくる。

それと半蔵門の日舞の稽古場の前のゴミ坂、袖摺坂も載っていた。