落合博満の超野球学①②

落合氏が中日の監督に就任する前の著書。後の「采配」のようなマネジメント論ではなく、打撃技術論。

この本で印象に残ってるのは、横浜の多村仁選手に打撃指導したときの話。

多村選手はかつての横浜のローズ選手にそっくりのフォームだったが、2時間も素振りをしてると、ローズ選手のフォームが跡形も無くなってしまった。

2時間 も同じフォームで振り続けるには、自分にとって楽なフォームで無ければならない。

という話。

江夏投手は、アウトローのコントロールをカラダに滲み込ませるために、キャンプで投げる3,000球のうち、2,500球をひたすらアウトローに投げることに費やしたらしい。(江夏豊の超野球学)

それと似てる。

他にも

振り出し時にヒッチしてもよい。

打席に立って投手側の腕は弓の弦。小さい打者でも本塁打が多い選手がその腕を深く張っている。

逆側の手は、振り出し時脇を締める。相撲の押しのときの格好。

軸足の重心。粘り。

投手の手から離れる瞬間とトップの位置に入れる瞬間を一致させる。

などなど。

とても参考になる。

絶版。アマゾンの中古本は2,980円。定価は2,000円だった。