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エジソンと映画の時代

図書館で見つけ借りる(10月)

映画勃興期について詳細に記されている。

本書で勉強なったのは、初期映画は尺が短かったので、映画館主がそれを組み合わせ見せていたという点。観客が楽しめるかどうかは、映画館主のセンスにかかっていた。今風にいうと、キュレーション?

また、この当時から窃盗をしても金持ちは軽い刑、貧しい人は重い刑になるといった社会的テーマを扱う作品よりも、娯楽作品のほうが人気があったというのも面白かった。

調べてみるとYouTubeには映画初期の作品がたくさんアップロードされている。映像の勉強も文献だけでなく、気軽に昔の作品が観れるとなると、だいぶ変わりそう。

メモ

本書で紹介されている初期の映画やポスターなどの資料はYouTubeなどで見ることができる。たとえば、下は「大列車強盗(The Great Train Robbery)」。

ズープラキシスコープ(Zoopraxiscope):

写真家エドワード・マイブリッジ(Edweard MuybridgeEdweard Muybridge online archive)が発明。内側に写真を貼った筒を回してスリッドから覗くと動画のように見える装置。(たしか、六本木ミッドタウンのフジフィルムの写真博物館に同じような装置が1台置いてあったような。。)

マイブリッジはズプラキシスコープの発明でイラストレイテッド・ロンドン・ニュース(1889年5月25日土曜日)の表紙(リンク先はこの書に掲載されているのと同じもの)を飾る。1888年2月エジソンと会談。
参考:GIZMODEの記事。「雲の映画館」

キネトグラフ:撮影装置
キネトスコープ:映写装置

モンキーシャインズ(Monkeyshines):最初の映画と言われる。GE Reportsでその映像が見られる。

原題:Edison and the Age of Motion Pictures

著)チャールズ・マッサー(Charles Musser
訳)仁井田千絵・藤田純一