MENU

上海|2026年3月9日〜12日


目次

3月9日(月)— 東京 → 上海 移動

午前7時頃、バスで羽田空港へ出発。月曜朝の渋滞により羽田空港第3ターミナルまで約2時間を要した。

到着後、セキュリティチェックは混雑していたものの通過は迅速で、8時20分頃にはパスポートコントロールを抜け待合所へ。同行者と合流し(中央セキュリティ出口右側)、JALさくらラウンジへ徒歩約5分。チャーハン・水で待機後、グループ2で搭乗(座席19-A)。

機内は終始睡眠。食事はアイスクリームのみ。現地時間11時半頃、上海浦東国際空港着。税関・パスポートコントロールは待ち時間なし、約5分で通過。タクシーで静安崑崙大酒店(The Kunlun Jingan)へ移動。45元(約900円)、30分以内で到着。

空港・市内ともに人は少なく、気温は約20度と暖かい。


3月10日(火)— 上海 1日目

ホテル向かいの上咖咖啡 SHANGHAI Cafe(华山路259号)で朝カフェ。1959年創業の老舗ブランド「上海牌咖啡」を復刻した精品カフェで、光明国際が商標を保有する。店内には「上海牌」の経典デザインの缶が並ぶ。

午後1時 ホテル出発

徒歩で巨鹿路(Julu Road)へ。石鹸・アパレルなどのブティックが集積するエリア。

ランチ:蟹尊苑 Xie Zun Yuan(巨鹿路889弄21号)

上海蟹専門店。ガラス張りの厨房でスタッフが手作業で蟹をほぐす様子が見える。看板メニューの蟹みそ餡かけ麺(金湯蟹粉面):98元(約2,000円)。黒酢をかけて食べるスタイル。

午後 カフェ:Plusone 咖啡 巨鹿路 Landing店(巨鹿路794号)

中国映画『爱情神话』のロケ地として知られる人気カフェ。1階は開放的なカフェスペース、2階はギャラリー風の空間とバルコニー。カフェ・アパレル・展示を融合した複合業態。カフェラテを注文。初めてアリペイで決済。

ラッキンコーヒー(Luckin Coffee)にも立ち寄り、ココナッツ風味コーヒーを半額クーポン適用で約10元(約200円)で購入。通常は約20元(約400円)。フロントスタッフ不在のコスト削減モデル。

午後4時まで ホテルで休憩。

午後4時以降 ミーティング

現地企業の担当者がホテルまで来訪、ネットイーズビル内のオフィスへ移動。スタッフ約50名(デザイナー・編集者等)。会社概要説明・ミーティング。

午後6時すぎ ディナー:申粤軒 Shen Yue Xuan(丁香花園内)

丁香花園内の旧名家邸宅を改装したレストラン。広東料理。カニ・スープ・ワイン等。会食は午後10時頃に終了、ホテルへ送迎・解散。


3月11日(水)— 上海 2日目

午前8時半 ホテル出発

徒歩で静安寺横・南京西路経由、芸術劇場へ。歩道橋から静安寺(金色の寺院)を視認。南京西路はハイブランドが集積する目抜き通りで、通勤時間帯のバイク・車で混雑。バイクはほぼ電動、車の3〜4割が電気自動車。

午前 AIイベント(芸術劇場)

登壇・挨拶の順序は以下の通り。

  1. 中国国家広播電視総局トップ
  2. 上海市トップ
  3. 区のAI担当責任者
  4. 香港芸術大学教授(AI講演)
  5. 企業プレゼンテーション

隣席の女性と交流。シリコンバレー在住で、中米大学間のスポンサー獲得ブリッジ業務に従事。

印象的だったのは、AI動画制作プラットフォームの台頭と、行政がAIを強力に推進している姿勢。農村や建設現場の一般人が普通にAIで動画を作れる時代になっていると強調されていた。

正午 ランチ:南翔饅頭殿 Nanxiang Mantou Dian(豫園内)

1900年創業、上海を代表する小籠包の老舗。上海市無形文化遺産に認定。六本木ヒルズにも出店。エビワンタン入りスープ、豆腐など。

午後 イベント継続(別会場)

セッション内容は以下の通り。

  1. 動画バズのメカニズム論
  2. AI動画制作プラットフォームの一般・法人向け展開事例
  3. チャイナモバイル MIG(動画プラットフォーム)責任者によるトークセッション

上海テレビメディアグループの女性スタッフと知り合い、翌日コーヒーを約束。

午後4時 イベント終了後

静安寺近くのManner Coffeeへ。テラス席はプラタナス並木に面しているが少し肌寒い。ドリンクはコーナッツミルク系のカフェオレ(約35元/約700円)を注文。

午後5時頃 ホテル集合 → 地下鉄で外灘(The Bund)

初めてアリペイで地下鉄に乗車(乗車時にパスポートを見せる必要あり)。改札出口でQRコードが反応せず、中国人カップルが日本語で助けてくれた。豫園(閉店済み)を通過し、バンド沿いを散策。イルミネーション鑑賞。観光客は非常に多い。

夜 ディナー:晟永兴 Sheng Yong Xing(外灘五号館)

ミシュラン1つ星の北京ダック専門店。コネクションで予約・入店。料理:豆と小魚、蒸し貝、北京ダック(キャビア添え)、フォアグラ。ワイン。会計:2名で26,000円相当。帰路はタクシーを利用。


3月12日(木)— 上海 3日目

朝 カフェ①:Fuzii 手作舒芙蕾(华山路271号)

手作りスフレ専門の小さなカフェ。2階はおしゃれな内装で、窓からプラタナスの並木が見える。华山路沿い、ホテルから至近。

朝 カフェ②:星巴克臻選 华山路店(Starbucks Reserve)

スターバックス・リザーブの通常業態店舗。静安崑崙大酒店のすぐ近く、华山路沿い。

ランチ:夏宮 Summer Palace(静安シャングリ・ラ内)

静安シャングリ・ラホテル内の中華料理レストラン。広東スタイルの中国東南料理を提供。ミシュランガイド上海推薦(三副刀叉)。上海名物のちょっと甘い骨付き豚肉炒めが印象的。建築家アンドレ・フ設計のインテリアに、伝統的な中国の墨絵と孔雀のモチーフを配した空間。オープンキッチンが劇場的な雰囲気を醸し出す。

午前 散策:大勝胡同旧址(华山路沿い)

1930年建築、静安区に残る歴史的な里弄(リーロン)住宅街。3層構造の煉瓦造り住宅116棟が6本の路地に配置されている。徒歩で周辺を散策。

午後 打合せ:上海メディアグループ(SMG)

上海メディアグループ(Shanghai Media Group)にて打合せ。南京西路エリアに近い立地。

打合せ後 スターバックス リザーブ ロースタリー 上海(南京西路789号 / 興業太古匯内)

2017年12月オープン、世界6店舗のみのスタバ最高峰業態。約2,700㎡・2階建て。巨大銅製焙煎機、カクテルバー、中国茶コーナー、ベーカリー「PRINCI」を併設。コーヒー1杯約50元(約1,000円)とプレミアム価格。上海メディアグループからすぐ近く。

ルイ・ヴィトン「The Louis(路易号)」(南京西路789号 興業太古匯 / スターバックス ロースタリー隣接)

2025年6月に開業したルイ・ヴィトンの体験型旗艦店。全長114.5メートル・高さ30メートルの巨大クルーズ船型建物が商業施設の中心に”停泊”している。外装はメタリックなモノグラム仕様。内部は3層構造で、1〜2階が展覧会スペースとブティック、3階にカフェ「ル・カフェ ルイ・ヴィトン」を併設(最低消費300元/約6,000円)。入場には予約が必要。周囲は写真撮影の人波で終日賑わっている。

夜 ディナー:Reborn 重生酒馆(华山路267号)

华山路沿いのダイニングバー。ピザ・ステーキを提供する洋食系レストラン。ザーサイピザ、激辛四川風ピザなど珍しいメニューがあり、どれも美味しかった。


宿泊静安崑崙大酒店 The Kunlun Jingan(静安区华山路250号)。1988年開業の旧上海ヒルトン。南京西路・静安寺に直結する立地。

訪問スポット一覧

日付場所住所
全日静安崑崙大酒店华山路250号
毎朝上咖咖啡 SHANGHAI Cafe华山路259号
3/10 昼蟹尊苑巨鹿路889弄21号
3/10 午後Plusone 咖啡 巨鹿路Landing店巨鹿路794号
3/10 夜申粤軒华山路849号(丁香花園内)
3/11 昼南翔饅頭殿豫園内
3/11 夜晟永兴(ミシュラン1つ星)外灘五号館
3/12 朝Fuzii 手作舒芙蕾华山路271号
3/12 朝星巴克臻選 华山路店华山路沿い
3/12 午前大勝胡同旧址华山路沿い
3/12 昼夏宮 Summer Palace(静安シャングリ・ラ)延安中路1218号
3/12 午後上海メディアグループ(SMG)打合せ南京西路エリア
3/12 午後スタバ リザーブ ロースタリー南京西路789号
3/12 午後LV「The Louis(路易号)」南京西路789号 興業太古匯
3/12 夜Reborn 重生酒馆华山路267号

気づいたこと

ビジネスで会った関係者は全員、高市政権以降の日中関係の悪化を残念がっていた。「ビザが取れなくなった」「日本からお招きしようとしていたが難しくなった」という声が複数あり、民間レベルでは良好な関係を保ちたいという意思が強く感じられた。

キャッシュレス化が完全に浸透。コンビニ・カフェ・地下鉄すべてアリペイ/WeChatPayのみ。現金はほぼ不要。

地下鉄乗車時にパスポートを見せる必要あり。QRコードが改札で反応しないケースもある。

飲料水は冷水でなく温水(白湯)が基本。レストランでは冷たい水は出てこない。

物価は飲食において日本と同等〜やや高い水準。円安の影響で日本人には割高に感じる。

バイクはほぼ電動、車の3〜4割が電気自動車。寒さよけのカバーを装着したバイクが目立つ。

巨鹿路界隈など、若者エリアではゴシックロリータのコスプレをした若者を多く見かけた。日本ではあまり目にしない光景で、独自のカルチャーとして定着している印象。

地下鉄の改札でアリペイアプリが機能せず出られなくなった際、近くにいた若者がすぐに助けてくれた。ビジネスの場でも街なかでも、上海の人はとにかく親切。


この記事を書いた人

目次