メディア動向– category –
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著作権と複製技術 – コンテンツとビジネスの境界から
ニューオーリンズの繁華街フレンチクォーター。バーが連なるバーボン・ストリートの一角でブルースハープを奏でる老人。この写真を撮影した同じ年、同じ曲をシャウトするミック・ジャガーは、ツアーで2.7億ドルを稼いだ。 著作権と複製技術 この100年間、... -
Netflix(ネットフリックス)について
Netflix(ネットフリックス)について、週刊エコノミストの2014年5月27日号に寄稿した。せっかくなので、ちょっといろいろ付け加えてここに書き残しておこう! ネットフリックスはもともとビデオの宅配レンタルサービスで起業した。1990年代から2000年代初... -
恋するテレビ論 – 氏家さんのガヤとってすみません!
昔とある友人に「なんでオレと付き合わないかなー?オレはやさしくて、誰もよりも彼女を幸せにできるのに」っていう恋愛相談をされたことがある。あまり飲めない酒に付き合って、「オレ」の良さを延々と話されたのだが、結局飽きてきてだんだん面倒くさく... -
インターネット裁判所・スコア社会
中国のインターネット裁判所 最近、中国のスタートアップの方から、中国ではブロックチェーンを利用した著作権管理や違法動画の追跡などが盛り上がっていると聞いた。その会社も、音楽の著作権管理をブロックチェーンで実装したいとのことだった。調べてみ... -
米国タレントエージェンシー 「エンデバー」の上場
エンデバー(Endeavor)上場 2019年5月23日、米国タレントエージェンシーのエンデバー社が、米国証券取引委員会に上場目論見書を提出した。上場時期は、今年秋、公開価格はまだ未定である。(注1) なぜいま、タレント・エージェンシーなのか?その背景に... -
メディアリテラシーと経営スキル(東芝メモリをめぐる報道から)
今朝も北朝鮮からミサイルが発射された。テレビやSNSのタイムラインを見る限り、いまにも戦争が起こりそうな雰囲気である。とある広告代理店は、韓国への出張が禁止になったらしい。その反面、自分の身の周りは、のんびりしている。週末、ソウルに旅行する... -
音声アシスタントとメディア
これまで2回にわたって、人工知能やブロックチェーンがメディアに応用されるとどうなるか?考えてきた。人工知能は、コンテンツ制作の効率化に寄与し、ブロックチェーンは配信プラットフォームの透明性を増す。今回は、人工知能のインタフェースの一つ、「... -
人工知能とメディア
機械が記事を書き、機械が最適な記事を配信し、機械がそれを読み上げる。その感想がフィードバックされ、次に配信される記事の内容、記事の長さ、使われる単語、考慮される。メディアビジネスが広告収益に頼っている以上、ジャーナリズムにも、こうした消... -
米国新聞社の買収
昨年11月にアメリカの出版社タイム社が、同じメディア大手メレディス社に28億ドルで買収されると報じられました。タイムは1923年に創業、1989年に映画会社ワーナーと合併し、タイムワーナーとして、メディア企業の巨大化(メディア・コングロマリット)の... -
ブロックチェーンとメディア
印刷、通信、放送、そしてインターネット。活版印刷が生まれた15世紀以降、テクノロジーは、既存メディアの課題を解決し、その外側に新たなメディア領域を拡張してきた。 では、21世紀に入って勃興した新たなテクロノジーは、メディアにどのような影響を与...