デバイス・ガジェット– category –
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バーチャル・リアリティ(VR)コンテンツの方向性
かつてマクルーハンは「テレビは触覚的である」と言った。(グーテンベルクの銀河系64頁) 2次元スクリーンの映像体験には、テキストや文脈を追うようなコンテンツ理解が必要である。それを「触覚的」であると表現したのだ。 であれば、手を動かしたり、視... -
バーチャルリアリティ市場のプラットフォーム – VR Platform
前回、VR市場のデバイスレイヤについて考えてみた。今回は、VRコンテンツのプラットフォームレイヤについて考えてみよう。 ここまで見てきたように、VR市場はコモディティ化のスピードが速い。高機能・高価格から低価格の商品まで、分散化が進む市場である... -
バーチャルリアリティの市場構造 – VR market landscape
1980年代米国の科学者ジャロン・ラニアーが「バーチャルリアリティ(VR)」という言葉を広めた後、1994年に公開された映画「ディスクロージャー」でマイケル・ダグラスは、ゴーグル型のヘッドマウントディスプレイ(HMD)と手袋をつけ、クラウド上のファイ... -
スポーツテックについて
テクノロジーはスポーツにも取り入れられている。その潮流は二つのパターンに分類できるだろう。 一つは、ゴルフのスイングスピード、野球のピッチャーが投げるボールの回転数といったプレイヤースキルのデータ化である。データを指標化し、スキルを比較で... -
音声アシスタントとメディア
これまで2回にわたって、人工知能やブロックチェーンがメディアに応用されるとどうなるか?考えてきた。人工知能は、コンテンツ制作の効率化に寄与し、ブロックチェーンは配信プラットフォームの透明性を増す。今回は、人工知能のインタフェースの一つ、「... -
人工知能とメディア
機械が記事を書き、機械が最適な記事を配信し、機械がそれを読み上げる。その感想がフィードバックされ、次に配信される記事の内容、記事の長さ、使われる単語、考慮される。メディアビジネスが広告収益に頼っている以上、ジャーナリズムにも、こうした消... -
ミツフジ社 銀メッキした素材でウェアを開発 – CES2018 Unveiledより
ミツフジ社のHamonウェア CES2018のイベント「 Unveiled」には、ウェアラブル系の機器を開発する企業が多数出展していました。そのなかで、京都の西陣織にルーツをもつミツフジ社が「Hamon」というウェアラブルサービスを展示していました。 ミツフジ社は... -
Dreamlight 中国発スマートアイマスク- CES2018 Unveiledより
Dreamlight社のWill Wu氏 CES2018の開催前に開かれる「Unveiled」。世界中から面白いスタートアップ企業が集まっています。そのなかから、中国発のスマート睡眠マスクを紹介しようと思います。 Dreamlight社の創業者 Will Wu氏は、もともと人民軍に所属。... -
Xenoma社 ウェアラブルの開発 – CES2018 Unveiledより
今年も開かれる米国ラスベガスで開催される見本市CES。見本市に先立って開かれるUnveiledというイベントから面白そうな企業を紹介します。 8年前の2010年、このイベントにフランスのAR Parrot社が発泡スチロールでできたドローンを出展していました。当時... -
Exsens フランスの3Dキャプチャー企業 – CES2018 Unveiledより
Exsens社のLaurent Thomas フランスのEXSENS社は、3DキャプチャーやAR、VR関連の技術開発企業です。CES2018のUnveiledでは、全身を一度にキャプチャーできるタマゴ型のドームを展示していました。 このドームに入ると、全身の3Dデータを1秒で取得、10分で...