
Exsens社のLaurent Thomas
フランスのEXSENS社は、3DキャプチャーやAR、VR関連の技術開発企業です。CES2018のUnveiledでは、全身を一度にキャプチャーできるタマゴ型のドームを展示していました。
このドームに入ると、全身の3Dデータを1秒で取得、10分でアバターとして生成できます。アバターは、ゲームなどのエンターテイメント領域や、将来のテレビ会議などビジネスユースにも利用可能でしょう。
こうしたキャプチャー取得のサービスが安価なものになっていくと、バーチャルな世界を楽しむ人が増え、リアルとバーチャルの境界を簡単に行き来することが増えるでしょう。ほかにも、お笑いのネタや音楽などをリアルなステージで提供したり、バーチャルメディアで展開するといったビジネスも成立しやすくなるのではないでしょうか。
EXSENS社のテクノロジーは、あらゆる人が自分のアバターを持ち、バーチャルな世界が拡大していくような未来を感じました。
(初出:Yahoo!ニュース個人 2018/01/09)