3Dは、有料放送のキラーコンテンツになるだろう
– BskyBは、コンテンツプロバイダーであると同時に、衛星プラットフォームオペレーターでもある
– Skyは、英国世帯の40%に普及している
– 英国ペイTVの70%のシェアを持つ
– 現在、HDに力を入れている
■3Dの歴史
– 3Dは、1920年代に開発された。
– Skyは、既存の衛星HDチューナー(Sky+HD)で3Dを楽しめるサービス開発をしている
– 解像度1920×1080カメラで撮影、同時撮影しているカメラのフォーカス、アングルはユニゾンするようにしている
– 3Dプロセッサーを通じ、左目と右目用の画像が同時に処理され、2つのフレーム(2フレームで通常の1フレーム)に合成、衛星に送られる
– 3Dチューナーが、衛星からの信号(通常の2Dと同じ)を受け、デコード。
– HDMI出力でテレビモニターへ
– 英国では、2006年HDがスタート。9ch
– 現在、HD33chが提供されている
– 3Dのコンテンツは、スポーツと音楽以外、何があるのか研究中
– SASUKEのようなバラエティ番組を制作、新たなジャンルにトライした
■3Dから学んでいること
– 撮影に使うカメラ台数、アングル(迫力を出すためローアングルが増える)、アスペクト比など実験を重ねている
– 規格標準化が必要。MPEG5.3になるのか
– カット数は、通常撮影より減少する
– 視聴者が画面の中にいるような、カット撮影アングルが必要。実際にスポーツアリーナで観戦しているようなカットが3Dを見ていても疲れない。ESPNの調査だと、視聴者は画面にスコア表など余分な情報を表示してほしくないという結果がでている。3Dでゲームにのめり込む体験ができるなら消費者の支持を得るだろう
■3Dの将来性
– メーカー(カメラ、ポスプロ、テレビ)、映画スタジオ、などのサポートが必要
– 3Dは、HDの発展形として、消費者に受け入れられるサービス
– Skyユーザーは、Skyにロイヤリティがある。今まで技術の発展をともに見つめてきており、3Dもその1つにすぎない
– 3Dメガネ配布は、3D普及のいいマーケティングツールだ
上の動画は12秒:後偏光メガネをつけてみる3D映像
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