明日のメディア – NAB2012編 –

Dyle Mobile TV

■明日のメディア デジタル – NAB2012編 –

■ご購入(資料90頁+解説動画40分)はイズメディア・モールから。コチラ

■明日のメディア デジタル – 周波数問題で揺れる放送業界 NAB2012 –

■目次一覧

■ NAB 2012で提示された方向性

– NAB2012と「明日のメディア・デジタル」で紹介する項目
– 米国映像市場の歴史―1920年代~2000年代
– 米国放送市場の現状
– 米国映像市場の歴史―2006年~2011年

■ ソーシャルメディアと選挙広告 セッション抄訳
– パネルディスカッション(Digital First Media、CNN、YouTube News、CBS News Radio、Univision)

■ ローカル放送局のデジタルへの取組
– CBS Local Digital
– Cordillera Communication
-(参考)ラスベガスのローカル局“FOX5”のアプリ画面遷移
– Belo
– Deseret Digital Media

■ テレビ・シンジケーションについて セッション抄訳
– 米国5大メディアコングロマリットの現状
– タイムワーナーの経営
– CBS Corporationの経営
– パネルディスカッション(CBS、ワーナー・ブラザース、Debmer-Mercury)
– ワーナー・ブラザース
– Debmer-Mercuryの戦略
– (参考) NAB2011 CBSムーンベスCEOとNABスミス会長対談抄訳
– ワーナー・ブラザース・テレビジョン セッション抄訳

■FoB TV
– 世界の地デジ状況
– FoB TVの課題
– NHK・FoBへの取組
– 米国・FoBへの取組
– FoB TVとは
– 欧州・地デジの状況
– 中国・FoBへの取組

■クラウド・コンピューティング
– パネルディスカッション(Equillibrium、TVStrategies、Altman Vilandrie & Co.、CSG International、Phoenix Marketing International、Verizon Digital Media Services 、Genos TV )
– クラウド映像制作の現状 (Digital Direct Networks)

■NAB会長とFCC委員長 講演抄訳
-(参考) NAB2010での様子
-(参考) インセンティブ・オークションについて
– NAB会長 講演抄訳
-(参考) NAB2011 NAB会長 講演抄訳
-(参考) NAB2011でのFCC委員長とNAB会長の議論
-(参考) Performance Rights Actについて
– FCC委員長 講演抄訳
-(参考) NAB2011 FCC委員長 講演抄訳
ブース展示
– 米国モバイル放送“DTV”の動き
– 双方向ラジオなど

2012年7月 9日 (月)

 

明日のメディア デジタル – MWC2012バルセロナ編 –

バルセロナ街頭

– 明日のメディア デジタル – スマートフォンはライフチェンジャー。10年後の未来を語るMWC2012 –

– ご購入(資料+解説動画)はイズメディア・モールから。コチラ

– 目次一覧

■セッションの様子

  • スマートフォン普及に伴う消費者行動の変化とビジネスチャンス
  • モバイル市場と通信キャリアの方向性
  • ドイツ・テレコム CEO 講演抄訳
  • シスコ 会長・CEO 講演抄訳
  • アルカテル・ルーセント CEO 講演抄訳
  • パネルディスカッション抄訳
  • ボーダフォン CEO 講演抄訳
  • AT&T モビリティ 社長・CEO 講演抄訳
  • ロシア通信キャリア:ビンぺルコム CEO 講演抄訳
  • インド通信キャリア:バルティ・エアテル会長 講演抄訳
  • チャイナ・モバイル(中国移動) CEO 講演抄訳
  • フェイスブック CTO 講演抄訳
  • 金融業シティグループ COO&CTO 講演抄訳
  • 大手ネット通販イーベイ(eBay)社長・CEO 講演抄訳
  • 家電量販店ベストバイ CEO 講演抄訳
  • グーグル 会長 講演抄訳
  • 広告会社インターパブリックグループ会長・CEO 講演抄訳
  • モバイル広告会社インモビ(inMobi) 講演抄訳、モバイル広告についてのセッション
  • 広告会社ウベール・メディア、アーセナル(英国     プレミアリーグ)、マイクロストラテジー 講演抄訳
  • PR会社エデルマン、ノキア 講演抄訳

■ブースの様子

  • スマートフォンに標準装備されていた機能と社会の方向性
  • スマートフォンに標準装備されていた機能① – 動画編集機能
  • スマートフォンに標準装備されていた機能①番外編 – 手書き
  • サムスン “Galaxy Note” の街頭広告
  • スマートフォンに標準装備されていた機能②③ – 音声入力・FMチューナー
  • ノキアのスマートフォン展開 – 先進国と新興国市場への戦略
  • 参考:ノキアの新興国市場への戦略 (CES 2012から)

■各社のブース外観

  • ピックアップ企業 “Crucial Tec” 社

2010年8月 7日 (土)

 

明日のテレビ 目次

Sumi-e Abstract

最近、このブログで紹介しているアメリカ取材をもとに、「明日のテレビ」という本を出版しました。テレビギョーカイの人でなくて、テレビの視聴者であるフツーの人が楽しく読めるように、わかりやすい言葉で、いま進行している現状をもとに3年後テレビはどーなってるんだろう?ということを書きました。

第1章    アメリカに、日本のテレビの未来が見える

・ こんなテレビもあるんだ!
・ 50年周期で来る映像メディアの交代
・ 「映画?観てないなぁ・・・」と同じことがテレビでも
・ 変革ポイント① 映像をどこからでも見られる、モバイル、クラウド配信
・ 変革ポイント② 番組をバラ買い、集めてマイ・チャンネル
・ インターネットはオンデマンドな文化
・ インターネットで知らないことを知る方法
・ マイ・チャンネルを作るために細分化される検索ニーズ
・ ロングテールな映像ではビッグビジネスができない
・ 変革ポイント③ 映像をシェアする時代
・ インターネットにつながるテレビにはキーボードが必要
・ インターネット時代のテレビ局戦略は、アメリカにヒントあり
・ アメリカで語られるキーワード、「ソーシャル・テレビ」
・ ユーチューブがグーグルに買収された衝撃
・ 日本で先行したGyaoとユーチューブの決定的違い
・ 日本でユーチューブが知られたきっかけ
・ ユーチューブの先行事例、音楽共有サイトのナップスター
・ 音楽産業はライブで儲けるビジネスに戻った
・ SNSを買収してインターネット文化を学ぶ大手テレビ局
・ アメリカは、3年後の日本を予言している

第2章    テレビにインターネットが合体したら

・ ブロード・キャスターからブローダー・キャスターへ
・ メディアはインパルス・ビジネス!というフールー カイラーCEO
・ フールーってなに?
・ 好きなシーンをカットして共有する機能
・ サイトデザインはシンプルに
・ はじめはフールーよりも、ジューストヴィーオバベルガムが注目されていた
・ フールーが先行者を追い抜いたわけ
・ 少しでも視聴者に不便だと、すぐ使われなくなってしまう
・ フールーの視聴回数はまだユーチューブの10分の1
・ 日本版フールーは?
・ CGMもコンテンツと認める映画会社
・ アマチュア、CGMが増え、映像の裾野が広がったが・・・?
・ 新たなコンテンツ・クリエイター集団の出現
・ テレビのプライムタイムでウェビソードが放送された!
・ SNSで登場人物と会話する

第3章    日本と違う、アメリカのテレビ放送ってこんな感じ

・ 6月から9月は夏休み、再放送ばかり
・ 午後はお休み状態、夜8時から11時までのプライムタイムに力を入れる
・ シンプルすぎる!アメリカの番組表
・ コメディは30分、ドラマは1時間、番組フォーマットは決まっている
・ フランチャイズ、スピンアウトばかりで番組表が埋まってしまう
・ 日本と違うケーブルテレビの存在感
・ アメリカのケーブルテレビ会社はフロンティア精神に満ちている
・ ケーブルテレビや衛星放送に払う視聴料は月1万円くらい?
・ IPTVの視聴料はケーブルテレビより少し安い
・ ツイッターでカスタマーサービスするコムキャスト
・ 面白いケーブルテレビのテレビCM

第4章    新たなテレビの見方

・ インターネットの動画をテレビでも見れるようにする会社ボクシー
・ テレビ ウィジェット、顕在化したスクリーンの奪い合い
・ アメリカで録画するといえば、ティーボ
・ ネット接続をウリにしたファブレステレビメーカー、ビジオ
・ iPadはテレビの代わりになるのか?
・ 台湾製のタブレット端末の値段は100ドル

第5章    テレビ局は何で儲ける会社になるのか?

・ アメリカのテレビ局は、テレビ以外のメディアに進出生き残りをかける
・ アナログダラーはデジタルペニーにしかならない広告の話
・ 毎年5月に1年分の広告枠を一括売買してしまう広告市場アップフロント
・ アメリカ東海岸はメディアビジネスの中心地
・ 木曜の広告がいちばん高い
・ 視聴率よりも視聴者数、録画率も測定する
・ 録画数を含めた指標C3
・ テレビ以外のメディアも視聴率に含める NBCのTAMi
・ ローカル色豊かな夕方のニュース番組
・ ローカルメディアを支えていたクラシファイド広告
・ iPhoneの登場で盛り上がるモバイルビジネス
・ ローカルに進出する広告、「ロケーション・ベース・サービス」広告
・ NBC360戦略

第6章  地デジ移行とモバイル放送の関係

・ アメリカのモバイル放送
・ 2011年7月24日、日本のテレビに何が起きるのか?
・ 電波は誰のものか?
・ 地デジ移行と財政難、オークション
・ アメリカ地デジ移行の延期
・ 地デジ移行のあとに待っているのは

第7章    アメリカで3Dテレビを見てみた

・ なぜ3Dが可能になったのか?
・ 3Dテレビの2方式、ソニー方式とパナソニック方式
・ ブルーレイを売るために3Dに賭ける家電メーカーや映画会社
・ 3D映画は、3ドル普通の作品より高くお金を取れる!
・ 3Dで上場したReal D社
・ 3Dで注目されるアイマックスシアター
・ 3Dカメラで撮影した映像は暗くなる?
・ 3D先進国イギリス
・ 3Dの課題

第8章    これからどうなるテレビ

・ 古くなったメディアは捨てるのがアメリカ流
・ ソーシャル・メディアに危機感を持つCNNプレジデント
・ インターネット以前か以降かという区分け
・ 視聴行動を説明する関与という概念
・ 関与は細分化されコンテンツに向かう
・ 好きな曲しか流れないラジオパンドラ
・ パンドラの映像版 beeTV
・ 検索手法 キーボードから声へ?
・ リアルな人から返事が来る人力検索チャチャ
・ 顔認識を映像検索に生かすビュードル
・ インターネットの最新技術がテレビに組み込まれたら
・ ウィジェットを簡単に作って配信するトランスポンド
・ インターネットがより現実の社会に近づく
・ これからのテレビ

海外取材は苦労がつきもの・・・飛行機が遅れたり、飛ばなかったり、時差ボケ、ホテルがボロかったり、アポがドタキャン、飯マズい、天井から浸水、隣がうるさい、部屋や会場が寒い、態度悪しなどなど。。。日本のような完璧なサービスは望めない。。誰も助けてくれない。その場で解決していかないと前へ進めない。。。マジ辛い。。そんな血と汗の結晶。

 

2010年2月 3日 (水)

 

タブレット端末を無料配布する新聞社やテレビが出ないかな

PDF資料(583Kb):電子書籍リーダー・タブレット端末のビジネスモデルと映像市場の変化のダウンロードはこちらから

アップルからiPadが発表された。スイッチ入れてすぐ映像が見れる。するとテレビってどうなるの?タブレット端末は、テレビの代わりになるだろう。

Makerbot Industries

■ 広告メディアとしてのテレビ

ドライブ、サーフィン、旅行・・・ 人は動きまわっているのに、テレビは動かない。

広告は人が集まっている場に宣伝ボードを構えるのが元々の姿だろう。電子書籍端末はハンディだから、動きまわる人についていく。。

■ デバイス(機器)としてのテレビ

タブレット端末は、ケータイは小さいし、遅いし、画質悪いし・・・というテレビメーカー側の言い訳をすべて打ち砕くだろう。映像は通信で見ることが普通になり、テレビもよりソーシャルな機能を付加することになるだろう。ツイッターやスカイプ付きのテレビが家電側の答えだ・・・

■ それに影響されるコンテンツ 

2010年代のコンテンツ=(テキスト+音声+映像)×シェア×双方向。
友人と情報をシェアできるようなコンテンツの制作、提供が、一般的な考え方となるだろう。送り手のメッセージだけがつまった作品だけでなく、インタラクションがあって初めて完成する形態が増えていくだろう。歌舞伎のように。

■ 端末の無料化

端末で儲けるのは難しい。電子書籍リーダーは、既に価格競争になっている。Kindleに400ドル払うか、台湾メーカーの100ドル端末にするか?機能に違いはない。

■ コンテンツのビジネスモデル

プロコンテンツをメインに有料ビジネスを展開するプラットフォーム+端末の垂直統合型モデルと、プロシューマーを取り込み広告メディアビジネスを展開するYouTube的モデルが並立する。

デジタル世界は分散化、ロングテールは利潤が薄い。そのため、プロコンテンツだけでは、ボリューム不足だ。中間のメディア、プラットフォームは、プロシューマーの取り込みが必要不可欠だろう。

端末がコモディティ化すれば、取り扱いコンテンツのボリュームを増やす以外に、プラットフォームの成長戦略は無いだろう。

テレビ局、新聞社、既存の大手メディアが端末を無料配布する可能性もある。街頭テレビ、ADSL、ケータイ電話・・・端末を無料配布する戦略は古くて新しい。

■ DRM、垂直統合

DRMで有力コンテンツを囲い込む垂直統合戦略は、かつての音楽産業を想起させる。ユーザーとのいたちごっこが続いた結果、大手音楽レーベルは、現在DRMフリーの楽曲をMySpaceに無料で提供している。

音楽産業はライブで儲ける。

■ ジャンルを超えたコンテンツ

映像も音楽も本も見れる新たな端末には、ジャンルを超えた新たなコンテンツ、アート、表現が求められる。

プラットフォームはプロシューマーの取り込みが不可欠

タブレット端末以降の映像ビジネス

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました