DECEとKeychsetの資料(PDF)はこちら
「コンテンツを転がして儲ける人(とある大先輩談)」である我々は、コンテンツの売り場が広がることはウェルカムだ!と言っていた。
今後、LTE、iPadなど放送+テレビから解放された映像コンテンツはハッピーな時代がやってくるんだろうか。
ハリウッドに映画会社ができた1920年頃。売り先は劇場しかなかった。その後テレビ、ケーブルなど売り場が広がるにたびに、ハリウッドの映画会社は売り場を垂直統合してきた。ワーナーがタイムと合併したのは、雑誌が欲しかったわけではなくて、タイムの持つケーブルテレビ網が欲しかったからだ。
ここ最近のメディアといえば、SNS。MySpaceをNewsが2005年に買収し、その後2007年頃、メディア・コングロマリットがSNSを買収していった。ディズニーがクラブ・ペンギン、CBSがLast.fmとか。しかし、SNSにテレビの代わりをさせるのは、無理だった。アナログダラーは、デジタルペニーにしかならない。。マス広告も落ちてきた。。
そこで、やっぱりコンテンツは金を生み出す卵だから、大事にしようという気運が高まってきた。ハリウッド映画会社が出資して作ったZillionTVは、映画のストリーミング配信を行う。VUDUとかと一緒。
そして、今年は、もう映画会社自らが、規格作って直接配信に乗り出そうという雰囲気になってきた。それが、DECE(Digiatal Entertainment Content Ecosystem)とKeycestだ。Keychestはディズニー、DECEはそれ以外の映画会社。
DVDと同じ考えで、一度作品を買ったら、一生パソコン、テレビ、ケータイから見れるというビジネスモデルになるらしい。
コンテンツ業界も、動きが早くなってきたなぁ。
コメント