Is Device King ?? ケーブルテレビの戦略

■ 昔は、「コンテンツ イズ キング」だった。少し前は、「ディストリビューション イズ キング」゙、今は「デバイス イズ キング」だ。

Time Warner Cable (TWC)  今でもコンテンツはキングだ。また、コンスマー イズ キングだ。サービスを提供するのに、とにかく簡単なフローで提供しなければならない。

Weather Channel
 我々はテレビ、ネット、モバイルにコンテンツを提供している。また、ライセンス契約も収益源だ。コンテンツホルダーにとって、クロスメディア、クロスプロモーションが重要である。アンドロイド端末向けに、テレビにQRコードを配信し、モバイルページに飛べるようなサービスも展開している。

Hearst メディア分散化が拡大している時代は、消費者がキングだろう。

Weather Channel ウェザーチャンネルのケータイサイトは、全米で5番目に見られているサイトだ。Google、Yahoo、Facebook、Gmailの次。

Rainbow   ポスト・リニア編成の仕組みが今後発展する。ケーブルテレビのTV Everywhereなど。

■ ディストリビューションの多様化は、カニバリズムを生む?

TWC  ケーブルテレビは、ニッチコンテンツのマーケットを広げてきた。市場はニッチだが、制作するコンテンツはレベルが高い。アマチュアなプロフェッショナルが作るコンテンツは、今後重要になってくるが、制作費は安くない。それが、フリーで流れてしまうと、コンテンツ市場は持続的な成長は不可能だ。正しいビジネスモデルが存在しない市場に、成長は期待できない。

BET 自社コンテンツは、常にウィンドウ戦略を考えている。このコンテンツの将来のターゲットは誰なのか?そのために、ディストリビューションを絞るべきかなど。ある程度のウォールドガーデンが無いとカニバリズムが起きるだろう。

■ プラットフォームとコンテンツサプライヤーの関係

Weather Channel 他コンテンツサプライヤーとの競争、プラットフォームとの交渉も激しい。

Hearst メディアは中毒性がある。メディア消費が減少しているのは、消費者ニーズにあったコンテンツが無いからと考える必要があろう。

BET 昔は音楽ヒビデオが番組の65%を占めていた。今は15%以下。音楽ビデオは、インターネットで見れるから・・・

■ Hulu,Boxee、Tivoなどなどにどのように対抗するのか?

TWC まず、インタラクティブTVは、もうすぐ実現する。ターゲティング広告、コンテンツレコメンドが可能になる。また、ナビゲーションシステムを導入した。チャンネルから、好きなドラマのエピソードを検索できる。お好みのチャンネルから探せることで、ユーザー利点は大きい。今のユーザーは、同じコンテンツにデバイスごとにお金を払うことはないだろう。

■ ローカル局のATSC-MHについて

Hearst デジタルDTV、ローカル局の多くは割り当てられた電波の多くをHD放送に利用する。なかには、HDを放送しないところがあり、モバイルに可能性を持たせるところもある。

2010.03.10 Wed. New York, Media Summit New York 2010  12:30-13:45

The Television Ecosystem: Cable, Telco, High Definition, Broadband, Mobile, Satellite – Defining the Future of Entertainment and Communications

Mike Kelly, President and Chief Executive Officer, The Weather Channel Companies
Joan H. Gillman, President, Time Warner Cable Media Sales, EVP, Time Warner Cable
Roger Keating, Senior Vice President, Hearst Television
Scott Mills, President and COO, BET Networks
Dave Evans, Senior Vice President, Broadband, Rainbow Media
Shahid Khan, Senior Partner, Interactive Broadband Consulting, LLC, Moderator

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