・テレビ・ラジオ産業にとって、モバイル端末は新たなメディアであり、広告収益、有料課金モデルに期待している
・Twitter、Facebookが現代のコミュニケーションを変えている
■経済不況は、チャンスだ
– 社会の変化は、放送ビジネスにとってチャンスだ
– 3D、モバイルラジオ、インターネット配信などアイデアはたくさんある
■ラジオの成長は、モバイル化で加速する
– ラジオは過去のモノだという議論は間違いだ。昨年からの20/20RadioHeardキャンペーンは成功している。調査では、90%の認知率があった
– ラジオは毎週230万人の人が聴いているメディア
– 4200万の人がインターネットで聴いている
– 4メジャー・レーベルと新人キャンペーンの話を進めている
– HDラジオを聞けるハンドセット端末は、14ブランド、82製品
– 2億台が普及している
■地デジ移行について
– デジタル移行は、テレビ局が、「Re: BrandRe: Invent」するチャンスだ。
– 10億ドルの政府予算で移行キャンペーンをしている
– 地デジ移行で、800局のテレビ局がTVにポータブル性を持ち込める
■Mobile DTVに我々の未来がある
– Open Mobile Video Coalitionで、モバイルデジタルテレビの可能性を協議している
– 2015年に、モバイル視聴可能なケータイ端末(カーナビなど含め)は1億4千万台、モバイルハンドセットは2,500万台普及していると予測
– モバイルDTVは、66TV局、27市場テレビ視聴世帯の38%をカバーするエリアで開始予定
– テレビ番組をどこでも見られるのが将来のTV局の姿だ
■インターネットは重要な流通網である
– 放送でなく、インターネットを通じてラジオを聴いてる人が増えている
– NABでは3年前から技術に対するR&D投資「Fast Road」を始めている
– デジタル産業では、年間4,000万台のモニターが販売されている。DTVにインターネットを見せるチップ開発なども重要だ
– 現代は、Facebook、Twitterなどのインターネットのコミュニティで情報が共有、コミュニケーション手法が変化している。
– インターネットには、20億以上サイト、1億以上のブログが存在し、毎日4,000以上増え続けている。
– テレビ・ラジオ局は、この成長するインターネットへ消費者をアクセスさせる扉となる
■テレビ、ラジオの重要性
– 92%の人がラジオは重要と考え、過去20年よりもこの5年の方がより早いイノベーションが起きている
– テレビ視聴時間も2000年から7%伸び、動画コンテンツの視聴メディアの99%はテレビだ。
– テレビは13億ドル以上の広告収益をあげている