David Rehr 基調講演 - NAB 2009 –

・テレビ・ラジオ産業にとって、モバイル端末は新たなメディアであり、広告収益、有料課金モデルに期待している

・Twitter、Facebookが現代のコミュニケーションを変えている

■経済不況は、チャンスだ

– 社会の変化は、放送ビジネスにとってチャンスだ

– 3D、モバイルラジオ、インターネット配信などアイデアはたくさんある

■ラジオの成長は、モバイル化で加速する

– ラジオは過去のモノだという議論は間違いだ。昨年からの20/20RadioHeardキャンペーンは成功している。調査では、90%の認知率があった

– ラジオは毎週230万人の人が聴いているメディア

– 4200万の人がインターネットで聴いている
Davidrehr_2– 4メジャー・レーベルと新人キャンペーンの話を進めている

– HDラジオを聞けるハンドセット端末は、14ブランド、82製品

– 2億台が普及している

■地デジ移行について

– デジタル移行は、テレビ局が、「Re: BrandRe: Invent」するチャンスだ。

– 10億ドルの政府予算で移行キャンペーンをしている

– 地デジ移行で、800局のテレビ局がTVにポータブル性を持ち込める

■Mobile DTVに我々の未来がある

– Open Mobile Video Coalitionで、モバイルデジタルテレビの可能性を協議している

– 2015年に、モバイル視聴可能なケータイ端末(カーナビなど含め)は1億4千万台、モバイルハンドセットは2,500万台普及していると予測

– モバイルDTVは、66TV局、27市場テレビ視聴世帯の38%をカバーするエリアで開始予定

– テレビ番組をどこでも見られるのが将来のTV局の姿だ

■インターネットは重要な流通網である

– 放送でなく、インターネットを通じてラジオを聴いてる人が増えている
– NABでは3年前から技術に対するR&D投資「Fast Road」を始めている
– デジタル産業では、年間4,000万台のモニターが販売されている。DTVにインターネットを見せるチップ開発なども重要だ
– 現代は、Facebook、Twitterなどのインターネットのコミュニティで情報が共有、コミュニケーション手法が変化している。
– インターネットには、20億以上サイト、1億以上のブログが存在し、毎日4,000以上増え続けている。
– テレビ・ラジオ局は、この成長するインターネットへ消費者をアクセスさせる扉となるDavidrehr_2

■テレビ、ラジオの重要性

– 92%の人がラジオは重要と考え、過去20年よりもこの5年の方がより早いイノベーションが起きている
– テレビ視聴時間も2000年から7%伸び、動画コンテンツの視聴メディアの99%はテレビだ。
– テレビは13億ドル以上の広告収益をあげている

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