PC、TV、モバイル:クロスメディア広告が主流になる – CES 2009 –

・ハイパーターゲティング広告は、リーチ数の細分化とターゲットへの的確なメッセージとのバランスが必要

CES 2009– Dean Carignan, Director, Microsoft Corporation
– Kathy Kayse, EVP, Discovery Communications
– Michael Kurtzman, Director, Sybase 365
– Grace Liau, Director, Digitas
– Mark Randall, Chief Strategist, Adobe
– James Semenak, Principal, Teradata
Hyper targeting: Ad Networks, Ad Serving and Ad Targeting Session 2009.1.7 10:00 –


■ ハイパーターゲティングは、情報のIP化で可能になった

- ハイパーターゲティング広告とは、Right PersonへRight Messageを届けることだ (Teradata)

- 性別、年齢属性でターゲティングしていたのと違い、細かくマイクロターゲティングが可能になっている。(Sybase365)

- リスティング広告の次の広告手法だ。消費者のライブインフォーメーションを集め、分析する。(Adobe)

■ ハイパーターゲティングの価値は、どこにあるのか?

- 測定可能なところだろう。また、測定することにより、最適化できる。それにより、プレミアム価格で販売できる。質の高いユーザーがいることを証明できる (マイクロソフト)

■ ハイパーターゲティング広告普及の障害は?

– 技術に対する販売チームの不理解が、行動ターゲティング広告拡大へのバリア (Digitas)

– 細分化し過ぎると、スケービリティが無くなり、ビジネス的に通用しなくなる (ディスカバリー)

– バナー広告、動画プリロール広告も、消費行動にどれくらいつながったか測定しようとしている。こうした広告のデータが揃ってきたら、リーチ数で劣るターゲティング広告の付加価値は下がるだろう。(Sybase365)

■ クロスメディア広告は、クリエイティブが重要である

CES 2009– オンライン広告は、伝える情報が多いので、クリエイティブの重要性が増す (ディスカバリー)

– クリックしたり、サイトにアクせスするインタラクティブ性をオンライン広告は、持っているため、消費者との信頼性がないと成立しない。(Teradata)

– PC、テレビ、モバイルの3スクリーンでのクロスプラットフォーム広告を進めている。スクリーンごとにクリエイティブを変え、広告反応率を上げている (マイクロソフト)

– 同じ消費者でも、接触メディアによって、反応率が違う。エレベーター、ジムのバイク、デジタルサイネージでつながる広告メディアも、同じクリエイティブではだめだ。また、コンテンツも的確なものを選ばなければいけない (Sybase365)

– 動画は、メタデータが充実してきている。オンライン動画広告も、消費行動の追跡が可能である。アドビでも、多様な追跡ツールを提供している(Adobe)

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