
MWC2017にドローンの出展は数多くあったが、中でも一番面白かったのが、この東欧スロバキアのベンチャー企業「Anima Technika」社が展開するゲーム用ドローン「Drone n Base」である。
Drone n base用ドローンは、屋内専用。とても小さくて可愛い。一人で楽しむ時は、ダウンロードしたスマートフォンアプリで、VR(仮想現実:Virtual Reality)のシューティングゲームができる。空中に浮かんだドローンの動きがアプリ上に再現され、攻撃される敵戦闘機を撃ち落とす。さらに、複数で遊ぶ時は、床に設置した基地を辿るレースを楽しめる。これはかなり難しかった。小型ドローンは数千円で買えるが、以外と操作が難しい。オシャレな小さい車輪の自転車と同じで、舵を少し切ると大きく動いてしまうのと同じ感覚がする。それに、実際はまだプロペラの音が煩い。
ともかく、家の中をドローンが飛んだり、近所のマンション同士でモノを交換したり、そんなことに小さな飛行機が使われる日も近いのかもしれない。