CNN プレジデント Jon Klein 基調講演

■ ソーシャルメディアは脅威だ

–    友達からの情報を信用する時代。ソーシャルメディアへの対応が一番の課題だろう。
–    特に、ソーシャルメディア専門の部署、担当は置いていない。
–    モバイル、パソコン、デジタルメディアが成長分野だと思っている。

■ 「なぜ」この事件が起きたのか、背景を説明しないと読者に飽きられる

–    バルーンボーイ、タイガー・ウッズなど、事件が起きたときに、伝え方の初動を工夫する必要がある
–    ユーザーは、ニュースの本質に気付いている。また、2日目には飽きているのも事実
–    リーマンショック、金融機関トップの高額ボーナスなど、ニュースをそのまま伝えるのではなく、なぜ?事件が起こったか?を伝えることが重要である。
–    CBSの60 Minuitesは、ジャーナリズムの視点がまだ生きている
–    WSJがあれだけのページ数を質を保ち毎日発行し続けているのは、尊敬に値する。

■ ジャーナリズムの収益モデル

–    広告と購読料、両方が必要。

■ CNNの文化

–    CNN視聴者は民主党支持者が多いと言われているが、正直どうなのかはわからない。我々は、テレビやウェブを通じて、1億人を超す人たちにニュースを届けているので、色々な人がいるだろう。
–    ニールセンの調査で、好きな番組の視聴率を測定していたが、一番高い視聴率は、ソプラノスの3%だった。平均は1.5%。人気が高いと言ってもそれくらいだ。コンテンツは分散化している。

■ ビジネス環境の変化

–    5年前は、ツイッターもFacebookも無かった。5年後の世界を予測することなどできない。
–    ジャーナリズムは、プロフェッションではなく、オブセッションである。
–    Kindleが、ニュースの形を変えるかもしれない

2010.0310 Wed. 9:15-10:15 New York, Media Summit New York 2010

Jon Klein, President CNN, more bio here

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