Q ハイパーターゲティングとはなにか、混迷していないか?
– デモグラフィーに基づく広告から、行動データをいかにカテゴライズするかに変化している。(マイクロソフト)
– オーディエンスにはプライバシー配慮が大切だ。(AOL)
– 広告を企業メッセージのプロキシではなく、ターゲットに直接届けるのがハイパーターゲティング広告だ。(Google)
Q プライバシーへの配慮は?
– 1)透明性、2)安全性、3)自分で自分のデータを管理できること、この3点をポイントにして運営している。(マイクロソフト)
– NAI、IABでも基準を策定している(WPP)
Q 細かなカテゴリ分けとプライバシー問題は両立するのか?
– エリア、コンテンツ嗜好性など、ニッチマーケットが成長市場に代わる。(AOL)
– エリアなど個人データを教えないと関連情報は集まらず、関連情報を集めるにはある程度個人の行動データを企業に教える必要がある。トレードオフだ。まだ黎明期だが、成長スピードが早い。リソースも増えている。(マイクロソフト)
– 広告クライアントは、プライバシー問題に敏感だ。(WPP)
– 行動データは世帯のデモグラフィーデータより一歩ユーザーに近づいた。しかし、現実は、オフラインのデータは取得できない。(WPP)
Q 効果測定はどうするか?
– CPA、CPC、CPM、どれがいいのか?(Teradata)
– 行動データを取引する企業はまだ少ない。なので、この2-3年注目されているわりには、伸びていない印象がある。(IPG)
– いまのところフェイスブックは行動データを取れる一番のメディアだ。(WPP)
– クライアントは1年前に比べると、広告出稿の手法を拡大している。そのなかにハイパーターゲティング広告も入っている。(WPP)
– 行動データなどユーザーを全て知りたいというニーズ、欲望は増えている。性別、住所だけでは満足しない。リーチ数だけでなく質も問われている。(マイクロソフト)
Q 政府の規制がかかる可能性はあるのか?
– 広告界が成功するには、自主的にルールを作ったほうがよい。(AOL)
– Sun Jen Yung, Managing Director, Headwaters MB
– James Colborn, Director, Microsoft Advertising
– Mark, MEC
– Jeffrey Hochberg, Vice President, Sales, AOL and Advertising.com
– Brian Monahan, EVP, Managing Partner, IPG Media Lab
– Aaron Rothman, Senior Product manager, Google
– James Semenak, Principal Consultant, Teradata
2011年1月5日 10時 CES2011 ラスベガス、ネバダ