IPTV成長に必要な要素を議論、AT&T、マイクロソフト – CES 2009 –

・使いやすいユーザーインタフェース、HD対応などがIPTVにも求めらている
CES 2009– Jonathan Hurd Altman Vilandrie
– Chris Boyer AT&T Services
– Mark Evensen Entone, Inc.
– Mary Francia Infinite Video
– Ben Huang Microsoft
– Michele McGarry ThinkAnalytics
– Frank H. Nein Lexicon Digital

Personalized TV: Exploring the True Power of IPTV
2009/01/10 12:00

■  IPは多様な可能性があるが、一方複雑である

– コネクティビティがIPTV成長のカギを握る (Infinite Video)

– ケーブル、IP、放送で規制が違う。IPでは、放送で禁止されている広告(タバコ、アルコール)も流せる。いいことではないかもしれないが、パーソナル化が可能なIPTVではこうしたニッチだが巨額な広告予算を持っている広告クライントを取り込むのよい戦略だ (ThinkAnalyst)

– IPは情報を運ぶプロトコル、多様なデバイスとのコミュニケーションが可能だ。(AT&T)

■ 簡単なユーザーインタフェースの重要性

– 消費者は、自分の好きなコンテンツを見るのに、我慢できるステップは3段階が限界だ。IPTVは、まだ成熟した技術でないので、10ステップくらい必要で、改善する必要がある (Lexicon)

– フラグメンテーションが進んでいる動画配信市場では、コンテンツホルダーがバリューチェインの中でいちばん優位なポジションだろう。また、コンテンツ検索、消費も細分化されており、それをユニファイド化するようなソリューションが成長するだろう (マイクロソフト)

– グーグル、マイクロソフトなどが、動画検索で新たな試みをしている。動画検索はまだ重要な課題だ (AT&T)

■  HD対応が、IPTV市場成長にも求められる

– IPTVはマネジッドサービスだが、クラウド時代でのコンテンツ消費は、デバイスをまたがったコンテンツ消費が成長するだろう。動画フォーマットの問題もある。 (Infinite Video)

– AT&TのU-Verseでも、多様なメディアへコンテンツを流通できるように、コンテンツホルダと権利交渉を進めている (AT&T)

– 消費者のHDへのニーズは今後も増していくだろう。IPTVでも対応が必要だ (マイクロソフト)

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