ミュージシャンの売り込み方 – Digital Hollywood Fall 2007 –

・新たなメディア、イノベーションに、音楽業界は人脈はない。音楽業界から働きかけるべき

Music 2.0- The Revolution Continues- Broadband Music- Subscription Services and Platforms in a Music 2.0 world

– Eric Garland – CEO, Big Champagne
– Lee Knife, General Counsel, Director of Business and Legal Affairs, Digital Media Association (DiMA)
– Will Urban, Former SVP/Creative Development, MP3.com
– Jeremy Wineberg, Co- Founder/A&R, Invisible DJ Records
– Ricky Schultz, Consulting Managing Director, Resonance Records
– Jeff Leven, Attorney at Davis Shapiro Lewit & Hayes
– Guy Eckstine, co- founder/CEO, MIAATV.COM, Moderatorsic 2.0 – Revolution Continues

Wednesday, Oct. 31st. 12 Noon PM, 2007, Los Angels

Q. アーティストはどのように収入を得るのか?

– 楽曲を作ったら、どのようなメディアであれ、メディアを介して売る
– 未だにTV等にライセンスを売るのは大きなビジネス
– モバイルは、小額のビジネスながら、規模は大きい
– MobiTVのような融合事例もある
– 業界は人脈ビジネス。
– 新たなメディアには人脈がなく、音楽業界側から働きかける必要がある
– スターバックス等、新たな配給網も同様。
– 今までのビッグ・ビジネスとは異なり、違う姿勢で取り組む必要がある。

– ローカルの無名バンドにとっては、選択肢が増えている時代。

Q. 人気がある、ということの基準は何か?

– トップ10というのはCDの売上げに基づく。
– 『ポピュラー』の基準が多様化している。

– レベニュー・シェアのモデルになりつつある。
– 小額のものを集める方向に変わって行っている。

– ローカルバンドでも、人気が出れば、楽曲だけでなく、ファッション等色々なものに波及できる。
– マネタイズはパッケージだけではなくなる。
– MTVはビデオばかり流していたが、今はティーン向けのファッション等にも注目。

Q. 携帯電話は、グローバルな音楽流通になりえるか?

– 道を歩いていて、好きな曲が聞こえたらそれをダウンロードして聞く、というような利便性。
– 米国で売れている端末はRAZR。でもRAZRには音楽機能はない。⇒配信について積極的になりつつある。
– クオリティは、64kか128kで十分。

– 利便性は重要。Verizonも1.99ドルのダウンロード・サービス。実際は2.49ドル。
– サービスは良くないにせよ、この先の市場ではある。
– 中国でもインドでも携帯は、生活の一部。音楽がそこに入るのは自然なこと。
– リングトーン、リングバックトーンの市場は既に大きい。音楽のモバイルへの広がりは期待できる。

Q. クリエイターが売り込むにはどうしたらいいか?

– アカウント・メディア・ディレクター(広告主)に売り込むのが良い
– 市場が細分化している
– トヨタのどの車にフィットするものなのか、というところまで絞り込むべき
– キャンペーンも、前もって組み立てている。1年以上先を見越して持ち込む。

参考 ミュージシャンの売り込み方2 2009年版

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